2021.04.26

肌のターンオーバーを整えるケア方法は?周期が乱れる原因も解説!

こんにちは!美と健康をサポートするリセラテラスの松本です。

季節の変わり目は、紫外線量の増加や寒暖差によりお肌が乾燥しやすいシーズン。

乾燥はお肌の「バリア機能」を低下させ、肌本来の潤い成分も損なわれやすくします。

また、乾燥したお肌はお肌の色をくすませて見せたり、シミやたるみなどの老化現象の進行を加速させたりします。

お肌がダメージを受けて、回復力や健康的なサイクルを発揮できていない状態は、ターンオーバーが乱れている証拠。

ターンオーバーの乱れを放置すると、お肌のトラブルや老化の進行を引き起こします。

今回は、ターンオーバーとは何か、周期が乱れるとどうなるか、ターンオーバーの乱れの原因やケア方法についてご紹介いたします。

肌に触れる女性

肌のターンオーバーとは?サイクルが乱れるとどうなる?

ターンオーバーとは、肌の細胞が新しく生まれ変わることを指します。

この生まれ変わりは表皮という皮膚組織の一番上の層で起こります。

約28日間の周期で古い細胞が自然にはがれ、表皮の中の基底層で作られた新しい細胞に変わります。

このターンオーバーが正しい周期で繰り返されることで、紫外線やほこりなどのさまざまな刺激や環境ストレスから肌を守ることができ、健康的な素肌を保つことができます。

また、正しい周期で角質層がしっかり作られた肌はバリア機能も整っています。

皮膚の一層目は「皮脂膜」というものが覆っていて、大気中のカビやダニ、化学物質、アレルゲンや有害物質などからお肌を守ってくれています。

同時に角質内の水分が肌表面から蒸散するのも防いでくれます。

そして、皮脂膜の下にあるのが「角質層」。

角質内には、角質細胞の他、水分を保つ役割のあるNMF(天然保湿因子)やセラミドなどの保湿成分が存在しています。

このバリア機能によって、角質層の中に水分が閉じ込められ、ハリや潤いのある肌になります。

ターンオーバーが乱れると乾燥やシワ・たるみが進行!

美しく健康的な素肌を維持するためのターンオーバーのサイクルが乱れるとどうなるのか見ていきましょう。

まず、ターンオーバーが乱れるとバリア機能が失われ、肌の乾燥トラブルが起きます。

本来、お肌には正常なターンオーバーによりバリア機能が働いています。

しかし、ターンオーバーが乱れることでバリア機能が低下し、外部からの刺激を受けやすくなるため、水分を蓄えることができない状態になります。

そして、ターンオーバーが乱れてバリア機能が低下すると、シワやたるみ、小ジワや毛穴も目立つようになります。

シワやたるみは、お肌の弾力やハリ感を維持する役割をしている「エラスチン」や「コラーゲン」が傷つき損なわれることで起こるお肌のトラブルです。

目尻やおでこ、眉間など表情筋に沿ってできる凹みをシワと呼び、お肌全体が重力に逆らえずに下がってしまう現象をたるみと呼びます。

小ジワはお肌のターンオーバーのサイクルが乱れ、表情筋を動かす際にできる「お肌の溝」が回復せず定着した状態のもの。

正常な代謝のサイクルであれば目立たない小ジワも、サイクルが乱れて角質が厚くなり柔軟性や水分を失ってくると、より深い溝が刻まれ目立つようになります。

肌のターンオーバーが乱れる理由やメカニズム

乾燥やシミ、たるみなど肌トラブルの元となるターンオーバーの乱れ。

ターンオーバーのサイクルを乱す主な原因には次のものが挙げられます。

  • 紫外線のダメージ
  • 酸化物質(身体のサビ)によるダメージ
  • 摩擦など物理的刺激によるダメージ
  • 乾燥などによるバリア機能の低下
  • ビタミンなど肌細胞に必要な栄養分の不足
  • ストレス
  • 加齢

肌が紫外線や乾燥、物理的刺激などによるダメージを受けると、お肌を守ろうとする再生力が高まります。

すると、ターンオーバーのサイクルが速まり、短期間で角層細胞を作ろうとします。

一見、ターンオーバーが促進されサイクルが速まるということは良いことのように聞こえますが、未成熟の細胞はデメリットも多いのです。

十分な栄養が与えられずに未完成の細胞は、荒く大きさも不揃いです。

この状態の細胞が量産されてしまうことになるため、キメが整っていない角質層になってしまいます。

ターンオーバーの過程で一緒に生成されるNMF(天然保湿因子)も、十分に満たされない状態で表皮を覆うことになり、とても乾燥した荒い角質層ができあがります。

この状態では、水分を保持する機能や、ダメージから皮膚を守るバリア機能も未熟なままです。

細胞が古くなった時に自ら剥がれ落ちる機能も低下しているため、一定期間が過ぎてもきちんと剥がれずそのまま古い角質が積み重なっていきます。

この角質が色素沈着やシミの原因となったり、皮膚表面が凹凸する原因にもなります。

また、皮脂の分泌が少なくなり、ニキビや吹き出物などの肌トラブルも起きやすくなります。

年齢とともに徐々にあらわれるシワやたるみ。

夏の間に強烈な紫外線のダメージを受けたお肌は、若い頃には冬までにしっかり回復することができていたのですが、そのお肌の回復力は年齢とともに弱くなっていきます。

年齢に応じてかなり慎重にケアをしていかなければ、夏の間に受けたダメージが回復されることなく秋〜冬を迎えることになります。

夏の紫外線ダメージを引きずったまま、秋冬の乾燥によるダメージを受けてしまうのです。

一度ターンオーバーが乱れ始めると、どんどんサイクルが整いにくくなります。

セルフケアで回復可能なうちに、しっかりと対策をとり、強いお肌に整えましょう。

肌のターンオーバーを整えるセルフケアの方法

ターンオーバーを整えるには、具体的にどのようなケアをすると良いのでしょうか?

様々なケア方法から、いくつかピックアップしてご紹介したいと思います。

常に紫外線対策を行う

ターンオーバーの乱れの天敵となる紫外線。

この紫外線から肌を守るため、日焼け止めクリームを塗ったりベースメイクを紫外線防止効果のある化粧品にするなど、常に紫外線対策をすることが大切です。

一口に紫外線と言っても厳密にはいくつかの種類があり、肌は季節や外出する・しないに関わらず紫外線にさらされています。

紫外線A波は表皮を突き抜けて真皮まで到達し、エラスチンやコラーゲンなどの肌の弾力やハリ感、潤いを保持する組織を断裂させ、シワやたるみのできやすい状態を作ります。

雲の遮りやガラス窓なども突き抜ける、長い波長の紫外線A波。

物理的な刺激を感じないため、気づかないうちにたくさん浴びてしまい、ダメージを蓄積している場合があります。

また、表面にその影響があらわれるのにも時差があるため、気づいた頃には対策が間に合わないというケースも多いようです。

紫外線B波は、波長が短いためにA波のように真皮までは到達しませんが、表皮にさまざまなダメージをもたらします。

ヤケドをしたように肌を赤く炎症させる「日焼け」や、メラノサイトを活性化させ大量に生成されたメラニン色素が沈着して発生する「シミ」「そばかす」などの原因になります。

紫外線対策はお肌の健康にとってあらゆる面で非常に重要です。

正しいスキンケアを毎日行う

クレンジングや洗顔、パックなど日々のお手入れが合っているか、優しくできているかを見直してみましょう。

間違ったお手入れ法によって「肌疲れ」を助長している場合もあります。

毎日のメイクはしっかり落とします。

洗顔料は適切な量を使用し、摩擦を与えずに洗顔することを心がけましょう。

洗顔後はすぐに保湿して乾燥を防ぎます。

化粧水や美容液の塗布についても、優しく丁寧に行い、過保護にし過ぎていないかもチェックしましょう。

過保護なセルフケアは、角質が自ら剥がれていく作用を抑制してしまうため、ターンオーバーのサイクルを乱すことにも繋がります。

水素やケイ素を活用する

マスクに水素水を含ませてパックしましょう。

水素には、抗酸化作用や肌の調子を整える働きが期待できます。

また、水素水を飲むことで、肌サイクルの好循環も期待できます。

その他、ケイ素もその抗酸化作用が注目されている成分です。

ケイ素は別名「シリカ」とも呼ばれている成分で、食品や大気汚染から取りこまれ蓄積された有害物質を、汗や排泄物とともに体外へ排出するのを助けます。

ケイ素はマイナス電子を帯びており、プラスに帯電している有害物質である重金属類を引き寄せ結合しながら体外へと排出してくれるのです。

有害物質は下記のように多岐にわたり、微量ながらも日々、体内に蓄積されていきます。

  • 排気ガスに含まれる「鉛」
  • 農薬や殺虫剤に含まれる「ヒ素」
  • 歯科治療で使用される「水銀アマルガム」
  • 大型魚の体内に蓄積された「水銀」
  • 農作物の「残留農薬」
  • 食品全般に含まれる「添加物」

など

食事で抗酸化成分を積極的に取り入れる

酸化とは身体のサビです。

すべての老化は、体内が酸化することで引き起こされるといっても過言ではありません。

酸化は、体内の活性酸素が過剰に働くことで起こります。

活性酸素は元々、身体の中に侵入した細菌やウイルスなどを退治する免疫のしくみが働くための役割も果たす重要なもの。

しかし、年齢とともに抗酸化物質の働きが衰えて、白髪やシワ、シミ、たるみ、疲れやすさなどの老化の原因となります。

細胞が劣化するのを少しでも防ぐため、食事などから「抗酸化成分」を取り入れるのもひとつの手です。

少しでもお肌の細胞が元気で若々しい状態でいられるように、スキンケアだけでなくインナーケアにも気を遣っていきましょう。

代表的な抗酸化成分は次の6つです。

  • ビタミンC
  • ピクジェノール(フランス海岸松という松の樹皮の抽出物)
  • 水素
  • ビタミンE
  • フラーレン(数十個の原子構造を一単位とする炭素の同素体)
  • βカロチン

ぜひ、毎日のお手入れや食事を摂る際の参考にしてください。

ストレスを溜めない規則正しい生活習慣を心がける

不規則な生活や偏った食生活、睡眠不足やストレスなどにより代謝機能が落ちていると、有害物質を体外へ押し出す自浄作用が働きにくくなります。

それらは当然、お肌にも悪影響を及ぼします。

生活リズムを整え、良質な睡眠をたっぷりととり、バランスのいい食生活を心がけるなど、毎日の生活習慣も見直しましょう。

肌のターンオーバーを整えるケアで健康な素肌を保とう

ターンオーバーとは、肌の細胞が新しく生まれ変わり、みずみずしく健康な肌を保つための仕組みです。

このターンオーバーが乱れると、乾燥やシワ、たるみやくすみなど、肌トラブルや老化につながります。

ターンオーバーが乱れる原因は、紫外線や摩擦などの外部からの刺激の他に、酸化物質の増加やビタミンなどの栄養素不足といった身体の内側からの要因も関係しています。

ターンオーバーのサイクルを整えるために、基本的なスキンケアはもちろんのこと、日頃から紫外線対策や乾燥対策を心がけましょう。

また、食事や睡眠、規則正しい生活習慣を身につけて、内側から美しい肌を目指す工夫もしていきましょう。

自分に合ったケアを見つけるまでは、貪欲に色々と試してみると良いです。

お肌の調子が整うと、心も前向きになれ、セルフケアのモチベーションも上がりますよ!

松本 しのぶマーケティング部副部長

美容業界歴24年 2013年ドクターリセラ(株)入社。エステティシャン・広報勤務を経て、オウンドメディア【リセラテラス】を立ち上げる。プライベートでは3人のまご馬鹿グランマ。

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