こんにちは!美と健康をサポートするリセラテラスの松本です。
日本酒には美肌効果があると聞いたことがある人は多いのではないでしょうか?
今や日本酒化粧水など、日本酒の美肌効果を利用した日本酒コスメも店頭などで多く見かけるようになりました。
そこで今回は、日本酒の美肌効果とはどんなものかや、飲む以外にどのような日本酒の取り入れ方があるかなどについてご紹介していきます。
日本酒には純米大吟醸酒や純米酒などさまざまな種類がありますが、どんな種類の日本酒がおすすめなのかも併せてお伝えしますので、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
まずは日本酒を飲むことによる美肌効果について見ていきましょう。
直接日本酒を飲むことで得られる効果には以下のようなものが挙げられます。
日本酒はお米を発酵させるため、麹菌を加えています。
この工程からアミノ酸がつくられ、このアミノ酸が保湿作用をもたらします。
アミノ酸が豊富に含まれている日本酒には、細胞を活性化させ、老化を防止する効果のあるフェルラ酸という成分も含まれています。
このフェルラ酸はエイジングケアにとても効果的です。
麹菌が発酵することによって生まれる「コウジ酸」の中には、チロシナーゼという成分が多く含まれており、酵素活性を抑制してくれる効果が期待できるとされています。
酵素活性は、シミやくすみの原因となるメラニンの生成を促進させてしまうため、それを抑制するチロシナーゼは、シミやくすみの予防や改善に効果的です。
日本酒にはアデノシンという血管を拡張させてくれる働きのある成分が含まれているので、飲むことによって体温が上昇し、それを保つ効果があります。
血管を拡張させ血流が良くなるので、肩こりも改善するといわれています。
美容のために摂取するといっても、日本酒が飲めない…という方もいらっしゃいますよね。
日本酒を飲まずに美容効果を求めるにはどうしたら良いかをご紹介します。
ちなみに、日本酒には大吟醸酒、純米大吟醸酒、吟醸酒、純米吟醸酒、本醸造酒、純米酒など、たくさんの種類があります。
純米と名前がある日本酒はシンプルにお米と水、米麹のみで作られている日本酒で、それ以外は風味や香りをつけるために醸造アルコールというものが入っています。
お肌から美容成分を取り入れようとするのであれば、なるべく負担が少なく、原材料に余分なものを入れていない純米酒をおすすめします。
贅沢にコップ1~2杯の量の日本酒を38度くらいの湯船に入れて浸かります。
この日本酒風呂によってお肌がしっとりし、皮膚を守り、保湿してくれる効果があります。
また、お肌から吸収された成分の作用でエイジングケアの効果はもちろん、シミやトラブル肌の原因となるメラニン色素を抑えてくれる働きがあるので美白作用もあります!
甘酒でも日本酒と同等の効果が期待できます。
日本酒の香りそのものが苦手、もしくは体質的にアルコールを受け付けないという人は、甘酒や麹を取り入れてみましょう。
他にもコウジ酸を含んだ食品であれば、日本酒にこだわらなくても美白効果が得られますよ。
麹由来の自然の甘さがあるので砂糖を加える必要がなく、カロリーを控えめにできるのも嬉しいポイントですね。
日本酒は美容に良いということが伝わりましたか?
日本酒には保湿や美白、エイジングケアや冷え性の改善といった効果があります。
日本酒を飲むのが好きではない人なら、日本酒風呂をしたり甘酒などを取り入れてみてください。
この時の日本酒は、純米と名前に書いている種類がおすすめです。
安価な日本酒だとお肌に悪いんじゃないの、と思う方もいるかもしれませんが、日本酒の作り方はほとんど同じで、原材料はお酒の名前でわかるようになっています。
それでも心配なのであれば、購入する際に裏側の成分表記をしっかりと確認しましょう。
日本酒は美肌効果が期待できますが、もちろん飲みすぎはNG。
お酒を飲める方であれば、適切な量を守って水も飲みながら、楽しく美肌になれるよう生活していきましょう!
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