こんにちは!美と健康をサポートするリセラテラスの松本です。
年齢を重ねるごとに気になってくるのが、シミやシワ、たるみ。
どうにかして肌のハリや弾力を取り戻したい!と考えている方は多いのではないでしょうか?
今回は肌のハリや弾力がなくなる原因や、ハリを取り戻す方法、美肌に効果的な美容成分などについてご紹介します。
目次
まずは、肌にハリがなくなってしまう原因について見ていきましょう。
肌の弾力はさまざまな要因によって失われてしまいます。
肌のハリがなくなる原因として「加齢」が挙げられます。
真皮内のコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などの肌のハリや弾力を維持する成分は18歳を頂点にして、どんどん減っていきます。
コラーゲンは丈夫な線維状のたんぱく質で、肌の弾力を保つ美容成分です。
エラスチンは弾力のある繊維状の成分で、コラーゲン同士を繋ぐ役割があります。
ヒアルロン酸は、網目状になっているコラーゲンの隙間を埋めるゼリー状の成分です。
これらの成分が皮膚の水分量を適切に保ち、弾力や潤いをキープしてくれるのです。
これらの成分の生成を促すのが、女性ホルモンのエストロゲンです。
このエストロゲンは加齢によって分泌量が減少してしまうので、加齢とともに肌にハリがない状態になってしまうのです。
紫外線などの外からのダメージも肌のハリがなくなる原因となっています。
紫外線に当たり続けることにより、皮膚のコラーゲンが減少して皮膚のハリがなくなってしまいます。
その結果、シミやシワ、たるみの原因になるのです。
また、紫外線ダメージは肌の乾燥も引き起こします。
肌が乾燥すると十分な水分を保つのが難しくなるだけでなく、肌のバリア機能が低下し、肌荒れなどの肌トラブルを起こしやすくなってしまいます。
睡眠不足による生活の乱れも原因の一つになってきます。
本来、質の良い睡眠をとることで成長ホルモンが分泌され、美しい肌を作ってくれます。
しかし仕事や学校が忙しかったりすると、ついつい夜更かしをしてしまいがちです。
睡眠不足が何日も続いてしまうと、肌のターンオーバーが正しい周期ではなくなり、ハリのない肌が作られてしまいます。
ターンオーバーとは、肌全体を整える成長ホルモンが分泌されて肌が再生する仕組みのこと。
古い角質を取り除いて肌のハリをキープするには、睡眠を十分取ってターンオーバーのリズムを乱さないことが大切です。
肌のハリをキープしたいなら、喫煙も要注意です。
喫煙をすることで、体の中ではビタミンCが消費されて活性酸素ができます。
ビタミンCには、メラニン生成を抑制する働きやできてしまったメラニンの色を無色化して目立たなくさせる働きがあるので、ビタミンCがなくなってしまうとメラニン色素が溜まってシミの原因となります。
活性酸素は体を守ってくれるものでもありますが、過剰に摂取してしまうと体を酸化させてしまいます。
酸化することで、肌のハリや弾力を維持してくれているコラーゲンやエラスチンなどを生成する線維芽細胞を弱らせてしまうのです。
肌のハリを取り戻すにはどんな方法があるでしょうか?
効果的な食べ物、正しい保湿方法、紫外線対策の3つを詳しくご紹介します。
肌のハリを取り戻すためにおすすめしたいのが、「たんぱく質」です。
肌の潤いを保つには新陳代謝が大切になってきます。
それに欠かせないのが皮膚などの主成分である「たんぱく質」です。
細胞にハリを与えてくれるコラーゲンや、脂質の代謝を助けて皮膚を健康に保ってくれるビタミンB2など、たくさんの成分がたんぱく質に含まれているのです!
たんぱく質が不足するとターンオーバーが乱れて肌が乾燥する原因にもなるので、積極的に摂りたい栄養素といえます。
たんぱく質を多く含む食材としては、肉類や魚介類、卵、チーズやヨーグルト、大豆製品、サバ水煮缶詰などが挙げられます。
どれもスーパーやコンビニなどで簡単に手に入るので、とてもありがたいですね。
肌のハリを取り戻すには、洗顔後のスキンケアも重要です。
洗顔後は顔が乾燥しやすくなっているので、朝メイクをする前と、夜お風呂から上がった後はすぐにスキンケアをすると効果的です。
スキンケアの順番は、化粧水、美容液、クリーム・乳液と重ねていくのがおすすめ。
乾燥肌の人は、セラミドやヒアルロン酸、コラーゲンといった保湿成分を含む美容液を使うといいでしょう。
肌の乾燥を招き、バリア機能を低下させる紫外線は美肌の大敵です。
外出する際はもちろん、家の中でも窓際など太陽の光が届く場所にいる時は紫外線対策をしっかりと行いましょう。
対策方法は、日焼け止めクリームを塗るだけでなく、帽子や薄手の長袖を羽織るなど、物理的に日差しを遮るのも効果的。
長時間の外出の際は、日焼け止めクリームを塗りなおすのもポイントです。
体の外からハリを取り戻すために、化粧品に含まれる美容成分をご紹介していきます。
肌のお悩みとそれぞれの美容成分の効果を見比べて、今のお肌に必要な成分を含む美容液や化粧品を取り入れてみてくださいね。
セラミドは肌に潤いをもたらし、水分保持の働きを持っています。
セラミドは表皮の表面にある角質層に存在します。
化粧品として取り入れることで水分を維持し、お肌のハリを保ってくれるのです。
ビタミンCは成分が壊れやすく、化粧品などに配合しても効果を発揮しにくいといわれています。
そのビタミンCの機能を肌に浸透しやすくしたものが、ビタミンC誘導体です。
水中での安定性が高く、皮膚に吸収されてからビタミンCを放出し、美肌効果を発揮してくれるのです。
レチノールは、ヒアルロン酸の量を増やして肌を柔軟にすることで、シワなどを改善してくれる効果があります。
化粧品として使うことで、肌の古い角質を剥がれやすくしてくれます。
それ以外にも、新しく細胞を作る働きを促し、ターンオーバーを正常に保つことにも活躍してくれます。
ですが、レチノールで肌に刺激を感じたり、赤みがでたりするという副作用もあるので、肌に合わないと思ったら使用をやめましょう。
肌のハリがなくなる原因は、加齢や紫外線、睡眠不足、喫煙など、さまざまな要因が挙げられます。
ハリを取り戻すのに効果的なのは、たんぱく質を多く含む食品を摂取して、正しい保湿をして、紫外線対策もしっかり行うことです。
肌のハリをキープするのに効果がある美容成分であるセラミド、ビタミンC誘導体、レチノールなどを含む美容液やスキンケアアイテムで保湿を徹底しましょう。
お肌のハリは今からでも取り戻すことができます。
自分にあった化粧品や食べ物でお肌のハリを取り戻しましょう!
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