こんにちは!美と健康をサポートするリセラテラスの松本です。
乾燥やニキビ、毛穴の開きなど、肌荒れにお悩みの方も多いのではないでしょうか。
肌は、紫外線や花粉などといった外的刺激による影響だけではなく、皮膚のバリア機能の低下などさまざまな原因によって肌荒れを引き起こします。
しかし、肌荒れはきちんと対処すれば、ノーファンデーションでも自信が持てる素肌を手に入れることができますよ。
今回は肌荒れの原因について深堀りし、予防策や対処法、気をつけるべき習慣などをご紹介します。
目次
肌がカサついたり、赤みを帯びたりと、肌荒れにはさまざまな症状があります。
代表的な肌荒れの症状ごとに、原因を見ていきましょう。
肌荒れを起こした肌の初期症状として多いのが、カサつき。
乾燥の原因の多くは、肌内部でうるおいを蓄える力が衰えているためと考えられます。
特に、冬の空気が乾燥している時期や、エアコンが効き湿度が低下した室内で過ごすことの多い夏には肌の水分が奪われやすくなります。乾燥を放置して悪化すると、皮がめくれたり、粉を吹いたようになってしまうことも。
また、年齢や間違ったスキンケアによる影響で、肌を守るバリア機能が低下すると、肌の乾燥が進む傾向があります。
ニキビや吹き出物は放っておくと、シミやクレーターの原因になってしまうこともある肌荒れの症状です。
思春期に発生するニキビと、大人になって発生する大人ニキビや吹き出物は原因が異なります。
額や鼻の周辺にできやすい思春期のニキビは、過剰な皮脂分泌が原因です。
一方、大人ニキビや吹き出物は栄養バランスの偏りや不規則な生活、ホルモンバランスの乱れなどが原因で、口の周辺やあごなどの乾燥しやすい部分に何度も発生する傾向にあります。
毛穴は皮脂を分泌する皮脂腺の出口です。
毛穴が開いてしまうことも肌荒れの症状の一つで、毛穴が開くと肌の表面がボコボコして見えるため、キメが荒れた肌に見えたり黒ずんで見えたりします。
毛穴が開く原因としては、皮脂の過剰分泌や汚れの蓄積などが考えられます。
乾燥がひどいと皮脂の過剰分泌が起こるため、毛穴はさらに開いてしまうのです。
また、たるみ毛穴と呼ばれる毛穴が縦長に開いてしまった状態は、年齢の影響で水分量が低下することによる肌の乾燥や、たるみ、血行不良など、さまざまな原因が考えられるでしょう。
肌の角質のうるおいが失われてバリア機能が低下すると、肌が赤くなり、ヒリヒリするような刺激を感じる場合があります。
肌トラブルを繰り返すうちに皮膚の毛細血管の拡張が戻らなくなり、赤みが続いてしまうというケースも。
顔全体に赤みが見られる場合は、アレルギーや紫外線が原因になっている可能性も考えられます。
かゆみや赤み、ぶつぶつなどの症状を引き起こす湿疹。
肌の湿疹は、皮膚の表面で起こる炎症の総称で、顔のさまざまな部分で発生し、放っておくと悪化してしまう恐れもあります。
原因は花粉や大気汚染などの外的刺激から、アレルギー、肌の保湿成分の減少などの内的要因まで人によって異なります。
肌荒れを改善して健やかな肌を手に入れるためには、原因を知ることが重要です。
症状ごとの原因について触れましたが、ここでは肌荒れ全体の主な原因を、さらに深堀りしてご紹介します。
肌は紫外線を浴び続けることでバリア機能が低下し、無防備で刺激を受けやすい状態になります。
そのため、内部に紫外線がたやすく侵入し、乾燥しやすくなったり、炎症が起こったり、メラニン色素が過剰に生成されて色素沈着したりといった肌トラブルにつながります。
また、紫外線が皮膚の真皮層にまで到達することでコラーゲンやエラスチンを傷つけることや、メラニン色素が過剰に生成されることにより、シワ・たるみの原因になることも。
日焼けをした場合は肌荒れを起こすだけではなく、活性酸素を発生させることで肌の免疫力の低下や老化を促進させてしまうこともあります。
肌が乾燥すると、バリア機能が低下して肌荒れを起こします。
うるおい不足の肌は角質層の水分が少なく隙間が多い状態になり、肌の内部が刺激を受けやすく、肌が敏感になってしまうからです。
乾燥は先ほどご紹介した紫外線以外に、加齢による水分量・皮脂分泌量の減少、ビタミンB群の不足、肌をこすりすぎることなどによっても起こります。
冬など空気が乾燥する季節だけではなく、夏のエアコンによる乾燥にも気をつけましょう。
近年、花粉や大気汚染など、アレルギーによって肌荒れを起こすケースが増加しています。
これは、体が侵入してきた異物を感知することで、かゆみや湿疹などの症状を起こすためです。
また、黄砂やPM2.5などの大気汚染物質によるダメージを受けると、活性酸素が発生しやすくなります。
活性酸素はメラニン色素を誘発させてシミの原因となったり、コラーゲンやエラスチンを破壊して肌の老化の原因となることもあります。
肌荒れには、女性特有のリズムが影響しているといわれています。
特に生理前や生理中、妊娠中などは、ホルモンバランスが乱れることで肌荒れが起きやすくなります。
肌のターンオーバーを促す成長ホルモンは睡眠中に多く分泌されます。ターンオーバーとは、肌の細胞が一定の周期で生まれ変わる仕組みのことをいい、睡眠不足など生活習慣が不規則になることで成長ホルモンの分泌が減少すると、リズムが乱れてしまいます。このようにさまざまな要因によりターンオーバーが乱れると、はがれ落ちるべき皮膚が角質層に蓄積し、肌荒れが起きやすくなります。
ストレスが溜まると交感神経が働き、血管の収縮が発生します。
血管の収縮が続くと免疫が低下し、結果的にターンオーバーが乱れて健やかな肌状態を保てなくなります。
また、ストレスを感じることで、細胞を傷つけて免疫力を低下させる活性酸素が発生すると考えられています。
それにより、肌はニキビや吹き出物ができやすい状態となってしまうこともあります。
肌の細胞は、食事から摂取した栄養によって健康状態を維持します。
そのため、ダイエットなどによる栄養バランスの乱れや過度な食事制限は、肌荒れを引き起こす原因となりうるので注意しましょう。
カフェイン・香辛料などの刺激物や、糖質・脂質を多く含む食べ物を摂りすぎることも肌荒れにつながる場合があります。
過剰な皮脂の分泌を招き、肌荒れを悪化させる可能性があるのです。
肌に合わない化粧品や誤った使用法が肌を傷つけ、肌荒れの原因になる場合があります。
新しい化粧品を使う際にヒリヒリしたり、かゆみを起こしたり、乾燥してごわついたり、吹き出物が出続けるようなら、肌に合っていない証拠。
また、ファンデーションやパウダーのパフ、ブラシなどは雑菌が繁殖しやすいため、こまめに洗浄・交換することも大事です。
他にも、クレンジングや洗顔の際に肌をゴシゴシ洗うことによる摩擦や、化粧をする際に何度もこすったり叩いたりすることで、肌に負担をかけることも肌荒れにつながります。
肌荒れの原因に対して正しく対策すれば、肌荒れを予防・改善することが可能です。
肌荒れを予防・改善する対策方法について見ていきましょう。
体内では睡眠中に細胞分裂と再生を繰り返すことで、日中に受けたダメージを修復します。
そのため、肌荒れを予防・改善するためには質の高い睡眠が必須。
毎日同じ時間帯に6時間以上眠ることで、皮膚の再生や修復を促す成長ホルモンが分泌されやすくなります。
また、肌荒れの原因の一つでもあるストレスを解消するために、ウォーキングやヨガなど軽めの運動習慣を取り入れるのもおすすめです。
運動はストレス解消だけではなく、血流をスムーズにする役割も期待できます。
血流がスムーズになると体内に栄養が行き渡りやすくなり、健やかな肌の育成につながります。
肌の細胞は食事による栄養摂取によって整うため、栄養バランスがとれた食生活も重要です。
特にビタミンB2やビタミンB6、ビタミンC、ビタミンEといったビタミン群や、鉄分、タンパク質などは、コラーゲンの生成やターンオーバーの正常化に期待ができる栄養成分です。
ぜひ積極的に摂取しましょう。
クレンジングの際には、肌をゴシゴシ洗って刺激を与えるのはNG。
リップ、マスカラ、アイブロウなどのポイントメイクはクレンジングをなじませたコットンで、摩擦をかけないように優しく拭き取りましょう。
その後、クレンジング剤を手のひらでなじませて温め、肌に優しくすべらせながらなじませます。
水かぬるま湯で、すすぎ残しがないよう丁寧に洗い流しましょう。
ドクターリセラの「ピュアモイスチャークレンジング」は、ノンオイルの優しいクレンジングジェルながらも、メイクはもちろん、余分な皮脂や毛穴汚れもキレイに落とします。
クレンジングで汚れをきちんと落とすことで、後に使う化粧水や美容液の浸透※も良くなりますよ。
※角質層まで
洗顔は洗顔料をよく泡立てて、手のひらを逆さにしても落ちないくらいきめ細かな泡を作ります。
その泡を滑らせるようにして顔全体を洗った後は、水かぬるま湯で丁寧に洗い流し、髪の生え際やフェイスラインなどすすぎ残しが多い部分は鏡で確認しながらしっかりすすぎましょう。
また、肌は乾燥や刺激によっても肌荒れを起こすため、肌荒れには保湿ケアが重要になります。
洗顔後は保湿力がある化粧水で水分をたっぷり与え、ジェルやクリームなどの保湿剤で水分が逃げないようにしっかり蓋をしましょう。
他にも、ご自身の肌悩みに合わせた正しいスキンケアを行うことも大切です。
紫外線が肌に与えるダメージを予防するために、毎日必ず日焼け対策を行いましょう。外出時はもちろん、1日の大半を室内で過ごす場合でも紫外線は窓を通り抜けて室内に侵入するため、日焼け止めは必ず塗るようにしてくださいね。
外を歩く際は、日焼け止めを塗るのはもちろん、日傘や帽子、ストールや上着などを着用して日差しを防ぐのも効果的ですよ。
また、日焼け止めをせっかく塗っていても、ムラになっていたり、量が少なすぎたりと、正しく塗れていないことも多いです。
そこで、顔に塗る際は「5点置き」をするとムラなく均一に塗れるのでおすすめ。
日焼け止めを適量手に取り、両頬、おでこ、鼻、あごの5点に置いてから、中指と薬指の2本を使って両頬や額などの広い部分から順番にのばし、丁寧になじませます。
どの日焼け止めが良いか迷っているなら、肌に負担をかけにくい「サンカットクリーム」がおすすめ。
「αGri-X(整肌成分)」をベースに、美容成分を配合したクリームタイプの日焼け止めで、紫外線吸収剤不使用のノンケミカル処方なので、長時間の使用も安心です。
白浮きしにくいナチュラルな仕上がりで肌になじみやすく、化粧下地としてもお使いいただけます。
肌荒れを改善するスキンケア方法や化粧品の選び方については、こちらもご覧ください。
肌荒れには「乾燥」「ニキビ・吹き出物」「毛穴の開き」「赤み」「湿疹・かゆみ」などの症状があります。
これらの肌荒れにはさまざまな原因があり、症状に合わせてしっかりと対策をとることで健やかな肌を手に入れることができます。
肌荒れを予防・改善するには、質の高い睡眠や適度な運動などを取り入れた規則正しい生活を送り、コラーゲンの生成やターンオーバーの正常化を助ける栄養素を積極的に摂取しましょう。
正しいスキンケアや紫外線対策を徹底して行うことも非常に重要です。
肌荒れにお悩みの方は、日々の食事・睡眠・運動など暮らしを見直してみてはいかがでしょうか。
健やかな肌を手に入れることで、心も前向きになれますよ!
ドクターリセラでは、肌に優しい無添加化粧品※を多数取り扱っています。
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※ 石油系合成界面活性剤、パラベン(防腐剤)含む旧表示指定成分、合成香料、合成着色料、鉱物油不使用
筆者紹介