こんにちは!美と健康をサポートするリセラテラスの松本です。
皮脂の量が多い脂性肌(オイリー肌)の方の中には、テカリやベタつき、毛穴の開きなどといった肌の悩みを抱えている方が多いのではないでしょうか。
脂性肌の肌トラブルを避けるためには、正しい順番・方法でのスキンケアや規則正しい生活習慣が大切です。
では、脂性肌に適したスキンケアや生活習慣とはどのようなものなのでしょうか。
今回は、脂性肌に適したスキンケアの順番とポイント、生活習慣を、おすすめアイテムとともにご紹介します。
目次
脂性肌とは、普通肌や乾燥肌、混合肌と比べて、全体的に皮脂や水分の量が多い肌タイプのこと。
別名オイリー肌ともよばれます。
脂性肌の皮脂の過剰分泌は、何らかの原因によって皮膚のバリア機能が低下することで起こります。
この状態の肌は、毛穴の開きや黒ずみ毛穴、ニキビ、テカリ、キメの粗さ、化粧崩れなどの肌トラブルを引き起こしやすいです。
そのため、これらの肌トラブルを避けるためにも、正しい順番のスキンケアで手入れを行うことが大切です。
ここでは、脂性肌に適したスキンケアの順番について、4つのステップでみていきましょう。
スキンケアは、クレンジングから始めましょう。
皮脂の量が多い脂性肌は、毛穴が詰まりやすいです。
毛穴詰まりによる肌トラブルを避けるためにも、メイクや皮脂汚れをしっかりオフすることが大切です。
ただし、とにかく汚れを落としたいからといって洗浄力の強すぎるクレンジング剤を使うのはおすすめできません。
洗浄力の強すぎるクレンジング剤は、必要な皮脂まで落とし、肌のバリア機能を低下させ、皮脂の過剰分泌を悪化させてしまう恐れがあるためです。
使うクレンジング剤は、水溶性のジェルタイプなど優しい洗浄力のものがおすすめ。
石油系合成界面活性剤や鉱物油、パラベン(防腐剤)などの肌に負担のかかる可能性のある成分が配合されていないものを選ぶと安心です。
クレンジング剤を適量手に取ったら、手の平全体で優しくすべらせながら肌に丁寧になじませ、最後に肌に残らないよう水またはぬるま湯でしっかりすすぎましょう。
次に、洗顔を行います。
使う洗顔料も、皮脂を落としすぎない優しい洗浄力のものを選ぶことが大切。
洗顔料を手のひらを下に向けても落ちないくらいの固さまで泡立てて、肌に摩擦を与えないように優しく行いましょう。
このとき、皮脂が出やすいTゾーンは、特に丁寧に洗います。
洗い流すときは水またはぬるま湯を使い、洗い残しのないよう丁寧にすすぎましょう。
洗顔後は、すぐに化粧水をたっぷりつけて肌にしっかり水分を与えます。
この際、ハンドプレスで優しく押し込むようにして顔全体になじませましょう。
その後、ジェルやクリームなどの保湿剤で肌にうるおいを閉じ込めます。
脂性肌の人の中には、保湿剤をスキンケアに使うことに抵抗がある方もいるかもしれません。
しかし脂性肌にの方にとっては、肌に水分を閉じ込めることがとても大切なステップです
しっかり保湿して水分を閉じ込めることで、肌の水分と油分のバランスが整いやすくなり、バリア機能の低下も防げます。
ベタつきが気になる場合には、ジェルなど軽いテクスチャーの保湿剤を使用すると良いでしょう。
紫外線は、肌の水分量を低下させたり、肌へのダメージを与えたりする肌の大敵。
紫外線を浴びた肌は、皮脂を分泌することで乾燥を防ごうとします。
これにより脂性肌の状態が悪化してしまう可能性があります。
紫外線による肌トラブルを防ぐには、紫外線ケアを欠かさず行うことが大切です。
日焼け止めを塗ったり、日傘や帽子を身につけたりと、UV対策を習慣化するようにしましょう。
紫外線は夏だけでなく1年中降り注いでいるため、季節を問わず毎日日焼け止めを使います。
室内にも窓ガラスをすり抜けて紫外線が侵入するため、外出の予定がある日だけでなく室内で過ごすときにも日焼け止めを塗っておくと安心です。
脂性肌を美肌に保つには、正しい方法でスキンケアを行うことが大切です。
ここからは、脂性肌のスキンケアで気をつけたいポイントをご紹介します。
皮脂には、肌の表面を覆って肌内部の水分が蒸発しないように防ぐ役割があります。
皮脂を取りすぎると肌のバリア機能が低下し、皮脂がかえって過剰に分泌されてしまうため、脂性肌の人は特に注意が必要です。
皮脂の取りすぎを防ぐには、優しい洗浄力のクレンジング剤や洗顔料を選ぶことが大切です。
洗浄力の強いアイテムでクレンジングや洗顔を行うと、肌を守るために必要な皮脂まで洗い落としてしまうので注意しましょう。
また、肌のベタつきを解消するアイテムにあぶらとり紙がありますが、皮脂を取りすぎてしまう場合があります。
皮脂が気になる場合には、適度に皮脂を取ってくれるティッシュやハンカチを使うと良いでしょう。
スキンケアは、自分の肌タイプに合った成分のものを選ぶことが大切です。
脂性肌の方であれば、ベタつきを抑えられるオイルフリーのものを選ぶと良いでしょう。
また、脂性肌に多い、目立つ毛穴や肌のキメの粗さといった肌トラブルには、AHAやビタミンCを含むスキンケアアイテムがおすすめ。
これらの成分は、肌のターンオーバーを整えるサポートになり、美肌へと導いてくれます。
スキンケアやメイクで肌に触れる際には、摩擦を与えないよう優しく触れることが大切です。
なぜなら、刺激を受けることで皮膚のバリア機能が低下してしまうためです。
特に、洗顔後の肌はとてもデリケート。
タオルで顔を拭く際には、肌を擦らないように優しく触れましょう。
また、クレンジング・洗顔時に強く擦ったり熱いお湯を使ったりするのも、肌には大きな刺激になります。
肌に摩擦を与えずに優しく汚れを落とすことや、水やぬるま湯ですすぐことを徹底するようにしましょう。
脂性肌には、丁寧なクレンジングと洗顔、保湿、紫外線ケアといったスキンケアが必要です。
ここでは、脂性肌の方におすすめしたいスキンケアアイテムをご紹介します。
肌に不要なものは入れないシンプルな水溶性のクレンジングジェル。
毛穴に詰まった汚れや皮脂を優しく取り除きます。
脂性肌の方はもちろん、乾燥肌や混合肌の方など、どんな肌質の方でもご使用いただけます。
オイリートラブルを防ぐ、植物油脂でできた脂性肌用の純石けん。
サトウキビから抽出した酸とAHA(アルファヒドロキシ酸)が、肌のキメを整えます。
海洋深層水から生まれたドクターリセラオリジナルの基剤「α Gri-X®︎(整肌成分)」をベースに、植物の恵みや天然有用成分をふんだんに配合した軽いテクスチャーの保湿ジェル。
乾燥を防ぎ、肌の水分・油分のバランスを整えます。
美容成分配合の日焼け止め。
うるおいもしっかり保持しながら、肌を紫外線から守ります。
優しい使用感のクリームタイプで、化粧下地としてもお使いいただけます。
脂性肌には、スキンケアなどの外側からのケアだけでなく、生活面など内側からのケアも大切です。
栄養バランスの崩れや睡眠不足が続くと、自律神経の乱れにより、肌のバリア機能が低下し、脂性肌の状態が悪化する可能性があるためです。
ここでは、脂性肌のケアとして行いたい生活面の見直しポイントをご紹介します。
肌を美しく保つためには、質の高い睡眠をしっかりとることが大切です。
睡眠は、皮脂の過剰分泌につながるホルモンバランスの乱れを整えてくれるためです。
また、上質な睡眠には、ストレス解消や肌のターンオーバーを整える役割も期待できます。
睡眠時間をしっかり確保するためにも、日頃から早寝早起きを心がけるようにしましょう。
脂性肌の状態を悪化させないためには、ストレスを溜めないことも重要です。
人の体は、ストレスによってホルモンバランスの乱れを起こし、結果として皮脂の分泌量が増えてしまうためです。
ストレスを溜めないためには、定期的にストレスを発散することが大切。
また、ウォーキングやストレッチなどの運動を生活の中に取り入れるのも良いでしょう。
糖質や脂質の摂りすぎは、皮脂の増加につながります。
脂性肌のトラブルを避けるには、甘いものや脂っこい食べ物を控え、毎日の食事から栄養をバランスよく摂取するようにしましょう。
特に、肌を健康に保つ働きがあるビタミン類や、脂質の分解をサポートしてくれるパントテン酸を多く含む食べ物は、意識的に摂取するのがおすすめです。
アルコールや喫煙は、体内の酸化ストレスの増加を引き起こし、肌の皮脂分泌を過剰にしてしまう可能性があります。
健康にも影響するため、過度な飲酒・喫煙は控えるようにしましょう。
脂性肌は、オイリー肌ともよばれ、皮脂や水分の量が多い肌のことを指します。
この肌タイプは何らかの原因によってバリア機能が低下しているため、それを補うスキンケアが必要です。
クレンジング、洗顔、保湿ケア、紫外線ケアの順番でスキンケアを行い、清潔な肌にうるおいを補充するようにしましょう。
また、クレンジング剤や洗顔料は肌に優しいアイテムを選び、皮脂の取り過ぎに注意することも大切です。
さらに、肌に合った成分のアイテムを選ぶこと、摩擦を避け肌を優しく扱うこと、健康的な生活習慣を身につけることも意識するようにしましょう。
脂性肌の状態を悪化させないためには、毎日の外側と内側両方からのケアが重要。
正しいケアを行って、健やかで美しい肌を手に入れましょう!
ドクターリセラでは、肌に優しい無添加化粧品※を取り扱っております。
スキンケアやメイクアイテムの豊富なラインナップで、脂性肌でお悩みの方などお客さま一人ひとりの肌悩みに寄り添います。
肌に悩みをお持ちの方は、ぜひ一度チェックしてみてくださいね。
※石油系合成界面活性剤、パラベン(防腐剤)含む旧表示指定成分、合成香料、合成着色料、鉱物油不使用
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