こんにちは!美と健康をサポートするリセラテラスの松本です。
気候が暖かくなり大型連休もある5月には、外に出かける機会が増える人も多いでしょう。
しかし、天気がいいと日焼けがどうしても気になってしまいますよね。
実は5月は紫外線量が増える時期。
そのため、ポイントをおさえて効果的に紫外線対策をすることが重要になってきます。
今回は5月の紫外線の特徴や、紫外線と日焼けの種類、紫外線対策のポイントなどについてご紹介します。
日焼けのあとに肌をケアする方法についてもご紹介しますので、あわせてチェックしてみてくださいね!
目次
日差しが強くなり始める春。
夏休みにレジャーに出かける時は紫外線対策ばっちりなのに、5月のGWはまだ大丈夫と油断してしまう方が多いようです。
確かに、夏に比べて太陽がギラギラしていないように感じるので、紫外線も少ないように思えてしまいます。
しかし、それが大きな落とし穴!
肌に影響を与える紫外線の量は、3月頃から上昇して5月から9月にかけてピークを迎えます。
つまり、5月は紫外線のピークの時期となっているのです。
また、外で過ごしやすい季節となる春は、なにかと紫外線を直に浴びることが多く、受ける紫外線のダメージ量は夏とあまり変わらないといえます。
春の日焼けは、夏の日焼けのようにあからさまに肌が黒くなったり赤くなったりという変化が出ないことも多く、気づかずにそのまま放置してしまう方も多いです。
そんな無自覚な日焼けでも、しっかりと肌へのダメージは残り、少しずつ蓄積されてしまいます。
紫外線がシワやシミ、そばかすなどの原因になってしまう可能性は否定できないため、紫外線の強さに関わらずしっかりと日焼け対策をすることが美容にとって重要です。
太陽の光には、目に見える光と目に見えない赤外線、紫外線の3種類があります。
ここでは、紫外線と日焼けの種類について見ていきましょう。
紫外線には「UV-A」と「UV-B」の2種類があります。
UV-Aはシワやシミ、たるみなどの原因の一つとなる紫外線です。
太陽から届く紫外線の約9割はUV-Aとなっていて、肌に急激な障害を与える作用は弱いのですが、蓄積的なダメージを与えます。
UV-Aは肌の奥の真皮にまでも侵入し、肌のハリや弾力をサポートするコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などをつくりだす線維芽細胞の働きに影響を与えてしまうことも。
UV-Aをたくさん浴びてしまうと、肌は弾力を失い、シワやたるみといった肌悩みを引き起こす原因となってしまうのです。
UV-Bは、シミやそばかすなどの肌トラブルの原因となるだけでなく、細胞の核内にまで入り込み、DNAを傷つけてしまう可能性もあります。
太陽から届く紫外線に含まれるUV-Bの量は約1割と少ないものの、肌への作用が強いため短時間浴びるだけで肌が赤くなってしまうことも。
さらに、日数が経つと肌が次第に黒くなるメラニン色素沈着の原因にもなります。
日焼けにもサンバーンとサンタンという2つの種類があります。
それぞれについて、詳しく見ていきましょう。
サンバーンとは、紫外線を浴びて2~6時間後に起きる紅斑(こうはん)反応のことを指していて、要は肌が赤くほてった状態のことです。
6~48時間後に痛みが最もひどくなります。
紫外線を浴びたのが少量であれば急激な痛みを伴うことはあまりありませんが、紫外線を大量に浴びてしまった場合は、腫れ上がり水膨れになるケースもあります。
サンタンは、24~72時間の間に進行する褐色の色素沈着反応です。
サンタンは遺伝による影響が大きく、元の皮膚の色が濃ければ濃いほど紫外線を浴びた後の色素沈着が強く出る傾向にあります。
サンタンでは皮膚がボロボロとむけて、お風呂に入ると痛みを生じてしまいます。
子どもは新陳代謝が活発なのでシミになりにくいですが、大人になると新陳代謝が低下していくため、色素沈着しやすくなります。
美容の大敵である紫外線。
効果的に紫外線対策をする方法について見ていきましょう。
肌が露出している部分に日焼け止めを塗ることは、紫外線対策には欠かせません。
日焼け止めクリームにはSPFやPAなどの数値が表記されています。
SPFはUV-Bをどれだけブロックできるかを表し、10から50+までで数値が高いほど防御効果が高くなります。
PAはUV-Aをブロックする程度を表しており、「+」から「++++」の4段階のうち「+」が多いほど効果が期待できます。
長時間外で活動する場合は、2~3時間※おきにこまめに塗り直すようにしましょう。
また、室内にいる場合でも紫外線は窓からも入ってきてしまうため、3~4時間※程度で塗り直すと安心ですよ。
ただし、日焼け止めの防御効果が高くなるほど肌に負担がかかってしまいます。
季節にもよりますが、室内ならSPF15、PA++程度。
通勤時に外を歩く程度であれば、SPF15~30、PA++程度。外回りの仕事やレジャーをするならSPF25~50+、PA++~PA+++程度といったように、状況にあわせて使い分けるのがおすすめです。
※目安のため、使用する製品や季節によって異なります。
紫外線を物理的にブロックするのも重要です。
外出の際に着る服はUVカット加工がある生地のものを選んだり、暑い日でも薄手の上着を着たりすると良いでしょう。
また、紫外線は肌だけでなく髪にもダメージを与えるため、帽子や日傘なども活用してくださいね。
実は紫外線は目からも侵入します。
それを避けるために、紫外線カット率の高いサングラスを選ぶようにしましょう。
サングラスの色が濃いほど効果がありそうだと思うかもしれませんが、色で判断するのではなく紫外線をカットする効果の高さで選ぶのがポイントです。
室内にいても、紫外線は外から入ってきます。
紫外線量が多くなる季節になる前に、カーテンやブラインドをUVカット加工があるものに変えるのもおすすめです。
室内で油断しているときに、知らずに日焼けしてしまうのを防いでくれますよ。
肌への紫外線ダメージを軽減してくれたり、抵抗力を高めてくれたりする栄養素を普段の食事に取り入れていると、紫外線によるダメージを緩和させることができます。
活性酸素の発生を抑制する抗酸化力を豊富に含んでおり、紫外線対策に効果的といわれている栄養素は、ビタミンA、C、E、ポリフェノール、αカロテン、リコピンなどです。
緑黄色野菜やフルーツ、アーモンド、レバー、卵、ゴマなどに多く含まれているので、これらの食材を取り入れてみましょう。
もし日焼けしてしまった場合、どう対処していいのかわからないという方もいるのではないでしょうか。
日焼けしたあとのケア方法について見ていきましょう。
日焼けをしたらまずは肌を冷やすことがとても重要です。
日焼けは太陽光の紫外線によって皮膚の表面がやけどしたような状態なので、悪化させないために冷やしてダメージを落ち着かせましょう。
冷たいシャワーを浴びたり、水風呂に浸かったりすることも効果的です。
日差しが強い日に日焼けして赤く水ぶくれになったりと、皮膚へのダメージがひどかったりする場合には、氷水を入れたビニール袋や濡れたやわらかい布巾などで患部を直接冷やしましょう。
あまりに痛みがひどい場合には、皮膚科などを受診することをおすすめします。
紫外線のダメージを受けた肌は、水分を逃がしやすく乾燥しやすい状態になっています。
そのため、いつもよりもしっかりと肌にうるおいを与えてあげる必要があります。
美容液やパックなどでじっくりと肌にも水分補給をしてあげましょう。
また、日焼け直後は身体全体の水分が失われている可能性がありますので、内側からも水分補給する必要があります。
普段飲んでいる水の量よりも少し多めに飲むことを意識してくださいね。
日焼けをした後は体自体が弱まっている場合もあります。
睡眠中は成長ホルモンの活動が活発になりますので、日焼けした肌を修復するためにも、いつもより早めに布団に入ることをおすすめします。
睡眠時間は7~8時間程度と長めにしっかりと眠るようにしましょう。
紫外線量のピークを迎える5月には出かける機会も多くなるからこそ、日焼け対策・紫外線対策は重要です。
紫外線にはUV-AとUV-Bといった種類があり、日焼けにもサンバーンとサンタンの2種類があります。
紫外線対策としては、日焼け止めクリームを塗ったり、サングラスやUVカット加工の服と帽子、日傘やカーテンなどを使ったりするのが効果的。
紫外線対策に効果的な食材を日頃から食事でとるのも大切です。
日焼けをしてしまったら患部を冷やし、水分補給をして睡眠をしっかりとるなどして体を休めましょう。
日頃から日焼けしないように、できることからコツコツと対策を行うことが大切ですね。
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