こんにちは!美と健康をサポートするリセラテラスの松本です。
早寝早起きをすることは体に良いさまざまな効果がありますが、実は美肌にも効果があるんです!
今回は早寝早起きが美肌に良い理由や、早寝早起きを成功させて睡眠の質を上げるポイントについて紹介していきたいと思います。
目次
そもそも、早寝早起きにはどのようなメリットがあるのでしょうか?
美肌との関係について見ていきましょう。
朝早く起きて、太陽の光を浴びることで、人間の体内では、メラトニンというホルモンが分泌されます。
このホルモンは眠気を促すホルモンで、太陽を浴びた15時間後に分泌される性質があります。
昼過ぎに起きた時、深夜まで眠れないのはこのためなんですね。
さらに、メラトニンには質の良い睡眠をもたらすだけでなく、老化の原因になる活性酸素を除去して肌の老化を遅らせる効果も。
早寝早起きをすることで生活リズムが整い、睡眠の質も上がって美肌にもつながります。
早起きをすることで時間に余裕を持って朝ごはんを食べることができます。
朝ごはんを食べることによって、脳の唯一の栄養であるブドウ糖が脳まで届くので、脳が活性化し、パフォーマンスも向上します。
またしっかりと朝食をお腹に入れてあげることで体が反応し、腸が蠕動運動(ぜんどううんどう)を始め、腸の働きが良くなるので便が出やすい状態になります。
寝坊してしまい、朝便を出さないと、お腹の中の腸に水分を吸収され、どんどん固くなってしまい、便秘の原因になってしまいます。
早起きして朝食をとることで、便秘が解消されやすくなり美肌につながるということですね。
自律神経のバランスが乱れると、睡眠の質が悪くなったり不眠症になる場合も。
自律神経には活発な活動を支える「交感神経」と、リラックスして眠りに入る時に働く「副交感神経」の2つがあります。
昼間に交感神経を活発に働かせておくと夜眠るときに副交感神経がうまく働くようになります。
副交感神経はリラックスしたり睡眠するときには欠かせないものです。
朝早く起きてしっかりとした生活を送ることで自律神経のバランスが良くなります。
リラックスして眠る環境を作ると、睡眠中に成長ホルモンや女性ホルモンの分泌が活発になり、これらの成分がコラーゲンやヒアルロン酸の合成をサポートして美肌に繋がります。
「そんなはずは…」と思う方もいらっしゃるとは思いますが、本当です。
早寝早起きの習慣をつけ、規則正しい睡眠をとることによって、大脳を効果的に休ませることで、精神的に安定して、イライラなどを防ぐことができます。
そのおかげで気持ちの良い笑顔ができるようになるのです。
早く起きればそれだけ、自分の自由に使える時間が増えます。
この時間を趣味に使うことで心身ともに健康的な一日をスタートすることができます。
例えば、この時間に軽いジョギングを始めたとします。
そうすることによって、エネルギーの消費効率が高まり、ダイエット効果が得られたり、日の光によって分泌されるメラトニンを多く分泌させることもできます。
ただ、眠気に襲われる場合があるため、可能であれば、仮眠とセットでジョギングをするようにしましょう。
このように、趣味の時間をとることで朝から充実した一日をスタートさせることができます。
早寝早起きが大切なのは分かるけれど、どうしても寝るのが遅くなってしまうし、早起きも苦手という人もいるのではないでしょうか。
また、同じ時間睡眠をとっていても、睡眠の質によっては美肌効果に差が出ることもあります。
早寝早起きを成功させ、質の良い睡眠をとるためのポイントをご紹介します。
当たり前といえば当たり前なのですが、早寝早起きができない人は睡眠時間が足りていません。
ここで大切なのは、足りていないという事実より、「なぜ足りていないのか」という理由です。
睡眠時間が足りていない人は、寝る前にスマホやタブレットなどで遅くまで、時間を気にせず動画を見たりしていませんか?
YouTubeなどで動画を閲覧すると終わりがないので、気付いたらずっと見てしまっていますよね。
実は、寝る前にスマホなどでブルーライトを浴びるのは睡眠の質にも影響します。
1件のメールチェックで脳がエスプレッソ2杯分を飲んだときと同じくらいの覚醒状態になるそうです。
覚醒状態になると眠気が遠のくだけでなく、睡眠も浅いものになってしまいます。
動画をずっと見続けていれば、眠れないのは当然ですね。
眠る前は、スマホを断つか、時間を決めて利用しましょう。
あなたはベッド派ですか?
それとも布団派?
布団やベッドが硬すぎても、柔らかすぎても、身体の負担となり、結果的に質の良い睡眠ができず、早寝早起きを妨げてしまいます。
朝起きて、腰や首が痛かったり、身体が重かったりした場合は、寝具を取り換える検討をしても良いでしょう。
また、寝具の寿命は、定価1万円につき約1年といわれています。
つまり、5万円のマットレスを買ったら、寿命は5年です。
この目安を参考にしながら、身体に負担のかからない寝具を購入することをおすすめします。
さらに、枕の高さも睡眠の質に影響します。
枕の高さは7cmがベストとされていますが、自分の首のアーチの形や高さをアドバイスしてくれる枕専門店もあるので、自分に合った枕を使ってみましょう。
眠れない原因として、室内の環境が悪いこともあげられます。
例えば、部屋が寒いと寝つきも悪くなりますし、朝目が覚めたときに布団から出られず、二度寝の原因になってしまうこともあります。
寒い場合はエアコンなどを使って、調節するようにしましょう。
また、その他の原因として、ホコリがあげられます。
普段掃除をしていなかったりすると、少し動くだけで、ホコリが空気中に舞ってしまうことがあります。
ホコリを吸ってしまうと、せき込んだり、眠りが浅くなってしまうため、注意して掃除しましょう。
寝具のカバーは、夏なら3日に1回、冬でも2週間に1回のペースで掃除することをおすすめします。
空気清浄機を利用したり、普段から掃除をしっかりするなどの対処をして、ホコリが舞わない環境を作るように注意しましょう。
どうしてもこまめな掃除まで手が回らないという方は、マスクなどで、ハウスダストやホコリを吸わないようにしましょう。
そもそも早寝早起きができない人は、自分に関して、ルールを作ってそれ通りに行動するという習慣があまりないという方も多いです。
そのため、基本的に時間に遅れることが多いなど、時間にルーズな傾向があります。
早起きできた日であってもあれこれ準備してるうちに毎回時間ギリギリになってしまうといった具合です。
他の人に迷惑をかけないためにも時間を逆算して、何時に寝て、何時に起きるのか、自分でルールを設けてそれを守る習慣をつけることをおすすめします。
人間は体温の変化があることで眠気を感じます。
体温の変化を自分で作ってあげると、体はだんだんと眠くなるのです。
寝付きを良くして睡眠の質を上げるには、シャワーで済ませるのではなく、温かいお風呂にしっかりと入って体温を上げるのがポイント。
そうすることで、寝るまでにだんだん体温が下がってきて、寝付きやすい状態を作ることができます。
お風呂につかる習慣がない1人暮らしの方などは、白湯やホットミルク、そば茶などで体を温めてあげるのも効果が期待できるでしょう。
この時、カフェインを摂取してしまうと眠れなくなってしまうため、ノンカフェインの温かい飲み物を飲みましょう。
また、寝る前にホットミルクを飲むとホットミルクに含まれるアミノ酸の一種によって眠気が促されるという情報を耳にすることもあるかと思いますが、これは少し語弊があります。
確かにホットミルクに含まれるアミノ酸であるトリプトファンには、眠気を引き出すホルモンを生成する効果があります。
しかし、トリプトファンが体内で反応するためには約半日以上の時間がかかるため、寝る前の摂取では間に合わないのです。
こまめに摂取することが夜の睡眠の質を高めます。
朝や昼、食事の際などにホットミルクを飲む習慣をつけることによって、夜にトリプトファンの効果を受けられます。
とはいえ、温かい飲み物は体温を上げることができるため、寝る前に飲むのはおすすめです。
今回は早寝早起きが美肌にもたらす効果や、美肌のための睡眠のポイントなどについてお話ししてきました。
早寝早起きを習慣にすると朝食を食べる時間ができるので便秘を解消しやすくなり、生活リズムが整います。
睡眠時間を多く取ることも大切ですが、睡眠の質を気にしたり、ぐっすりと眠れる環境を作ることも大切ですよ。
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