こんにちは!美と健康をサポートするリセラテラスの松本です。
気が付いたらシミやそばかすが目立ってきて、ふとした瞬間に年齢を感じることはありませんか?
シミやそばかすをこれ以上増やさないように予防することも大切ですが、今あるシミやそばかすも目立たないようにしたいですよね。
そこで今回は、シミやそばかすができる仕組みや原因を徹底解説。
シミやそばかすの予防・ケア方法や、シミに似た見た目の注意が必要な疾患についてもご紹介します!
目次
シミやそばかすの原因となるのが「メラニン」です。
シミもそばかすも、紫外線の影響で濃くなるという共通の特徴があります。
シミとそばかすは発生する仕組みがそれぞれ異なり、できる場所にも違いがあります。
一般的にイメージされる「シミ」は、「老人性色素斑(ろうじんせいしきそはん)」とよばれるもの。
紫外線を浴びると生成されるメラニンという色素が蓄積されてできる、地肌の色よりも濃く見える部分のことです。
年齢を重ねるとともに増えていく人が多く、頬やこめかみなどの日に当たりやすい場所にできやすいのが特徴です。
一方「そばかす」は、正式には「雀卵斑(じゃくらんはん)」とよばれ、小さい斑点が鼻から目の下、頬にかけて散らばるように広がって現れるのが特徴です。
実は、そばかすはシミの一種です。
メラニンの影響を受けやすい体質である色白の人に発生することが多く、遺伝的な要素も強いといわれています。
幼少期から現れ、思春期を終えると目立たなくなっていく人も多いようです。
他にも、顔にできるシミには、ホルモンバランスが影響するといわれる「肝斑(かんぱん)」や、ニキビなどによる色素沈着が原因でできる「炎症後色素沈着」などがあります。
シミやそばかすの原因になる「メラニン」は、本来は紫外線によるダメージから皮膚の細胞を守る働きを持っています。
肌は紫外線などによる刺激を受けると、表皮の奥にある「メラノサイト」という細胞からメラニンを生成します。
メラニンは紫外線などによるダメージが肌の内部に届かないようブロックしてくれる役割があり、皮膚がんを引き起こす要因からも肌を守ってくれています。
通常であれば、メラニンは肌のターンオーバー※によって剥がれ落ちていくため、シミやそばかすになることはありません。
※ターンオーバー:肌の細胞が一定のサイクルで生まれ変わる仕組み
しかし、紫外線を多く浴びてしまうとメラノサイトがメラニンを過剰に生成してしまい、メラニンの量とターンオーバーのバランスが乱れてしまいます。
すると、メラニンが排出しきれずに肌に沈着してしまい、シミやそばかすとなってしまうのです。
前述のとおり、そばかすは遺伝的要因であることが多いのですが、シミと同様に紫外線によって発生したり濃くなったりすることもあるため、紫外線には注意が必要です。
シミやそばかすを予防&ケアするのに、日常で気を付けるべきポイントをご紹介します。
ターンオーバーが乱れる原因は、寝不足や偏った食生活、ストレスなどの生活習慣の乱れ、乾燥による刺激などさまざま。
質の良い睡眠や栄養バランスのとれた食事、適度な運動を心がけて、体の調子を整え、ターンオーバーの乱れを防ぎましょう。
特に、睡眠中に分泌される成長ホルモンによって肌のターンオーバーが促されるので、質の良い睡眠をとることはとても大切です。
また、ストレスによってホルモンバランスを崩すと、肝斑(かんぱん)という種類のシミにつながることも。
質の良い睡眠はストレスを解消してくれる働きもありますよ。
偏った食事も肌のターンオーバーが乱れてしまう原因の一つ。
食事の内容や時間を見直して、ビタミンやミネラルを摂取できるような野菜を中心とした栄養バランスの取れた食生活を心がけましょう。
シミやそばかすの予防には保湿がとても重要です。
肌が乾燥していると、バリア機能が弱まり紫外線のダメージを受けやすくなるため、シミやそばかすができやすくなってしまいます。
さらに、乾燥はターンオーバーの乱れにもつながります。
そうなるとメラニンがうまく排出ができなくなり、シミやそばかすができやすくなってしまうのです。
毎日行うクレンジングや洗顔は、汚れを落とそうとゴシゴシ洗うと摩擦が刺激となり、ターンオーバーやバリア機能の乱れを引き起こし、シミやそばかすが出来やすくなるため絶対にNGです。
クレンジング剤、洗顔料共に適量を使用し、洗顔の際はきめ細かい泡で優しく丁寧に汚れを落としましょう。
洗顔後はすぐに化粧水をたっぷりつけて、ジェルやクリームなどの保湿剤で丁寧に保湿してくださいね。
メラニンが肌に沈着するのを防ぐためには、まずは紫外線をカットすることが重要です。
紫外線をカットすることにより、メラノサイトからメラニンを過剰に生成することを防ぎます。
紫外線は天気に関係なく1年中降り注いでいるので、外出時はもちろんのこと、家の中でも紫外線対策を心がけましょう。
日焼け止めをしっかり塗り、外出時は帽子や日傘なども活用して、直射日光になるべく当たらないよう対策することが大事です。
朝のスキンケアの最後に日焼け止めを塗ることを習慣にすると、日焼け止めの塗り忘れを防ぐことができるでしょう。
また、日焼け止めは屋内外を問わず皮脂や摩擦などによって落ちてしまうため、数時間おきに塗り直すことも重要です。
ドクターリセラではメイクの上からでも使用できるスプレータイプの日焼け止め、サンカットシャワー ファンデオンをご用意しています。
顔や体に直接吹きかけて使用できるため、こまめに塗り直しやすく便利なアイテムです。
シミやそばかすだと軽く考えていたものが、実は皮膚がんなどの重大な疾患だったということもあります。
シミやそばかすに似た見た目の注意すべき疾患についてもご紹介します。
悪性黒色腫はメラノーマともよばれる皮膚がんの一種。
メラノサイトという細胞がガン化して発生する悪性腫瘍のことで、リンパ節や他のさまざまな臓器に転移することがあり、最悪の場合死に至ることもあります。
発症すると、黒色の色素斑がみられます。
一見するとシミやほくろに見えることも多いのですが、左右非対称のいびつな形で、色調に濃淡のムラがある、直径が6mm以上、境界がギザギザしているなどといった点が特徴です。
2つ以上当てはまるようであれば、早めに皮膚科専門医への受診を行ってください。
ボーエン病ははっきりした原因は不明ですが、紫外線が関与するといわれています。
また、多発する場合は、かつて井戸水や農薬に含まれていたヒ素が関連しているといわれています。
中年以降に発生することが多く、表面が赤くてざらざらした状態で円やいびつな形をしています。
ボーエン病の段階では転移することはありませんが、放置すると有棘細胞がんとなり転移を起こす可能性があるため、すぐに専門医を受診しましょう。
シミやそばかすは、紫外線を浴びると生成されるメラニンが蓄積されることが原因でできてしまいます。
シミの原因は紫外線のほかに、ホルモンの影響やニキビなどの色素沈着などがあり、加齢と共に増えていきますが、そばかすは遺伝的な要素が強く幼少期から現れます。
シミやそばかすの原因にもなるメラニンは、紫外線によるダメージが肌の内部に届かないようブロックしてくれる役割もあり、皮膚がんなどから肌を守ってくれていますが、紫外線を多く浴びすぎてしまうとメラニンが過剰に生成されシミやそばかすとなってしまいます。
シミやそばかすができてしまうのを防ぐポイントは3つです。
中には、重大な疾患が隠れている場合もあるので、気になる症状があれば早めに専門医を受診してください。
ドクターリセラでは、顧問医師監修のもと「安全に結果を出す」ために開発したドクターズコスメ、「ADS(アドバイザー・ドクター・システム)」をはじめ、シミやそばかすなど、お一人おひとりの肌のお悩みに優しく寄り添い、肌を健やかに導く無添加化粧品※1を多数取り扱っています。
また、「リセラエステティックアワード」のページでは、ドクターリセラ製品による素晴らしい肌体験をされたお客様とエステティシャンの肌改善※2ストーリーをご紹介しています。
シミやニキビで悩まれていた方の実体験もご覧いただけますので、ぜひご覧ください。
正しいスキンケアと生活習慣、自分に合ったスキンケアアイテムなどで、健やかで美しい素肌を目指してくださいね!
※1石油系合成界面活性剤、パラベン(防腐剤)含む旧表示指定成分、合成香料、合成着色料、鉱物油不使用
※2担当エステティシャンのアドバイスに従い、スキンケア、生活習慣、食生活の全てを見直すことで トータル的にお肌を良い方向へ導くこと。
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