こんにちは!美と健康をサポートするリセラテラスの松本です。
開き毛穴で悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
特に、鼻の周りやおでこなど、皮脂分泌の活発な部位は毛穴が開きやすいです。
一度開いてしまった毛穴はなかなか改善するのが難しく、年齢とともにたるみ毛穴や帯状毛穴となって毛穴トラブルを加速させる原因にもなります。
できるだけ早期に開き毛穴の原因を知り、これ以上毛穴が開かないように予防しましょう。
今回は、開き毛穴の原因と毛穴が目立ちやすい部位について解説し、スキンケア方法や、インナーケア、プロによるケア、おすすめのスキンケアアイテムをご紹介します。
毛穴トラブルのない引き締まった美肌はそれだけで美しい印象を与えます。
普段の美肌ケアのために、少しでも参考になれば幸いです。
目次
そもそも毛穴とは、皮膚の奥から伸びる体毛の出口となる部分のことです。
また、皮脂を分泌する皮脂腺の出口にもなっています。
顔は特に毛穴の数が多くおよそ20万個、皮脂腺も大きいのが特徴で、ただでさえ目立ちやすいのです。
では、なぜ毛穴はさらに開いていってしまうのでしょうか?
開き毛穴の原因について見ていきましょう。
皮脂は本来、汗と混ざり合って保護膜のように肌の乾燥を防いでくれるものです。
しかし過剰に分泌されると、ベタつきやニキビなど、肌トラブルが起こりやすくなってしまいます。
女性の皮脂の分泌量は思春期から急激に増え始め、20代後半まで増加する傾向にあります。
30代以降は年齢を重ねるにつれて減少していきます。
思春期の身体の変化のほかに、気温の上昇や偏った食生活などの要因が重なって皮脂の分泌量が過剰になることもあります。
毛穴周りに起こる肌トラブルによって肌のターンオーバーサイクルが乱れると、開いた毛穴が元に戻ろうとする修復力が弱まり、毛穴が徐々に開いていってしまいます。
皮脂は体温調節や塩分排泄補助を行う汗とは違い、乾燥した空気やほこり、細菌といった外部からやってくる敵から肌を保護する役割があり、クリームのような状態に近いものです。
この皮脂が大気中のほこりや雑菌、古い角質や落としきれなかったメイク汚れなどと混ざり毛穴に詰まることによって、毛穴の出口が押し広げられてしまいます。
毛穴の汚れを日々しっかり落としきれていれば問題ないのですが、少しでも残っていると毛穴には徐々に汚れが蓄積されていきます。
肌には皮脂と共に毛穴の汚れを押し出す作用がありますが、年齢を経るごとに皮脂の分泌量は減るため、その汚れを押し出す肌の力が弱まるといわれています。
毛穴の汚れを詰まったままにしておくと毛穴の開きや色素沈着などでより目立つようになります。
肌のいちばん表面にある角質層から水分が失われると、紫外線などの外的ストレスや刺激から肌を守る「バリア機能」が低下してしまいます。
すると肌はバリア機能を整えるために、皮脂を過剰に分泌させて毛穴も開いてきます。
肌の内側が乾燥(インナードライ)していても、表面的には皮脂でベタついているという状況も起こりえます。
水分が不足した肌はバリア機能の衰え以外にも、ターンオーバーの乱れが起こっている状態です。
皮脂分泌が過剰に促されない場合でも、肌の新陳代謝(ターンオーバー)が滞ると毛穴周辺の色素細胞が排出されず、毛穴の目立ちが進行してしまいます。
本来は丸い形をしている毛穴ですが、老化により肌がたるんでしまうと毛穴が縦に伸びてつながり、しずくのような形で大きく目立つようになります。
これを「帯状毛穴」とよび、この状態になるまで放置してしまうと、セルフケアではなかなか改善が難しくなります。
たるみが発生している肌は、弾力を保つエラスチンや、内側からのうるおいを保持してハリを保つコラーゲン組織が衰えている状態。
毛穴周辺の皮膚も同様に老化が進行しているため、一度開いた毛穴が元に戻りにくくなっています。
皮脂はおもに脂肪酸で構成されており、大きく分けて不飽和脂肪酸と飽和脂肪酸の2種類で構成されています。
加齢によってこの2つの脂肪酸の割合が変化すると、毛穴の開きの原因につながります。
不飽和脂肪酸は常温では液体でサラサラとしています。
一方、飽和脂肪酸は常温でドロドロとした固体に近い皮脂です。
本来この不飽和脂肪酸と飽和脂肪酸がバランスよく混じり合い分泌されることで、うるおいが肌全体へ広がりつつ表面に留まることができます。
ところが、年齢を経るにしたがってこの皮脂バランスが崩れ、ドロドロとした飽和脂肪酸の割合が増えていってしまう傾向にあります。
加齢とともに飽和脂肪酸の割合が増えていくのは男女共通ですが、男性の方が女性よりも分泌量が多くテカテカした肌になりやすいです。
女性は皮脂量自体が減少していきますので、顔全体にうるおいが行き渡らず皮脂による保護膜のムラができて、乾燥したり外部の刺激から肌を守れなくなったりすることも。
その結果、肌の乾燥や汚れの蓄積、肌のたるみなどが複合的に起こり、毛穴が目立って見えたり、開ききったまま戻らなかったりします。
続いて、開き毛穴が気になりやすい部位や、毛穴の開き方のタイプをご紹介します。
毛穴が開いている部位によって対策も異なりますので、自分の毛穴がどのタイプに当てはまるかチェックしてみましょう。
頬の毛穴の開きは、老化の進行による皮下組織のコラーゲンやエラスチンの減少、新陳代謝の衰えによる「たるみ毛穴」が多いです。
肌の弾力が失われて垂れ下がると毛穴が引っ張られて縦長に見え、その毛穴どうしがつながって見える状態を「帯状毛穴」とよびます。
鼻の毛穴開きの主な原因は、過剰な皮脂分泌やそれに伴う毛穴汚れの蓄積です。
古い角質や老廃物、ほこり、落とし残したメイク汚れなどと皮脂が混ざり、角栓になって「黒ずみ毛穴」や「詰まり毛穴」となってしまうこともあります。
鼻は顔のパーツの中で中心に位置し突出しているうえに、おでこと同様に皮脂腺も集中しているので、皮脂の分泌が過剰になると毛穴の開きが気になりやすい部位です。
眉間も皮脂による毛穴開きが起こりやすい部位です。
また、眉間にシワを寄せる癖のある人も多く、シワができやすい部位です。
おでこと鼻を結ぶ、いわゆる「Tゾーン」の中心部分ですから、油分も多く毛穴の開きが目立つ部位です。
おでこも眉間と同じ「Tゾーン」といわれる部分で、皮脂の分泌が活発なため、毛穴が開きやすい場所です。
さらに、眉間と同様にシワができやすい部位でもあります。
また、紫外線による日焼けなどのダメージを受けやすい部分のため、気づかないうちに老化が進行し、毛穴が目立ってきてしまう場合も多いです。
毛穴の開きには部位別にさまざまな原因が絡んでいます。
では、開き毛穴はどのように予防していくことができるのでしょうか?
自分でできるスキンケアやインナーケアのほか、プロによるケアも含めて、具体的なケア方法をご紹介いたします。
開き毛穴をケアするためには、角栓や毛穴周りの色素沈着などの原因となるメイク汚れや古い角質、皮脂を日々しっかりとオフすることが大切です。
毎日のクレンジングや洗顔といったスキンケア方法が正しいか見直し、毛穴ケアのポイントを取り入れるのが基本。
洗顔料は手のひらに乗せてひっくり返しても落ちないほど濃密な泡になるまで泡立て、皮膚を刺激しないように泡で包むようにして丁寧に洗います。
水またはぬるま湯で洗い残しがないようしっかりとすすぎましょう。
古い角質の主成分はタンパク質です。
タンパク質を分解して取り除くには「酵素入り洗顔料」を使うのもおすすめ。
また、クレイタイプのパックやピーリング効果のあるアイテムも、古い角質を無理なく取り除き、なめらかですべすべな肌へと導きます。
過剰な皮脂分泌は、肌内部のうるおい不足(インナードライ)から起こる場合も多いです。
乾燥による過剰な皮脂分泌が開き毛穴の原因になっているのであれば、保湿を徹底し、皮脂の過剰分泌を改善しましょう。
洗顔後の肌は乾燥しやすい状態なので、なるべく早く化粧水で水分を与え、ジェルやクリームなどの保湿剤でうるおいを閉じ込めてしっかりと保湿することが大切です。
保湿をしてもすぐ乾燥してしまうという方には「セラミド」などの保湿成分が配合された化粧品によるスキンケアがおすすめ。
乾燥から肌を守り、うるおいのある肌を保つことができます。
また、ビタミンC誘導体を配合したスキンケア製品を選ぶと、肌の皮脂バランスが整い、健康的な肌の状態が保ちやすくなります。
紫外線は肌の乾燥やバリア機能の乱れにつながり、開き毛穴を進行させてしまう可能性があります。
外出する際はもちろん、家の中で過ごす日も日焼け止めを使用して紫外線対策を行いましょう。
紫外線は窓ガラスをすり抜けて室内にも侵入してきます。
日焼け止めだけでなく、UVカット加工が施された帽子やストールなども併用することで、肌老化であるたるみなどの進行スピードを緩やかにすることができるでしょう。
脂質や糖質の多い食事を続けていると、過剰な皮脂分泌につながるためどんなに外側からスキンケアをしていても効果を最大限感じにくくなるかもしれません。
皮脂分泌を増やさないためには、脂質や糖質の摂り過ぎに注意して、ビタミンB群をはじめとするビタミン類や亜鉛などのミネラルを食事から摂ることが必要です。
脂質を摂り過ぎると、皮脂分泌量が過剰になってしまいます。
糖質を代謝するために多くのビタミンB群を使ってしまうので、糖質を摂りすぎると皮脂分泌コントロールに必要なビタミンB群が不足してしまうのです。
食事だけでなくサプリメントでもビタミンB群を摂り入れることで、同じように皮脂の分泌を調整する働きが期待できますよ。
さらに、ビタミンB群は老化を招く「糖化」を防ぎ、肌のうるおいを保つ美肌効果も。
体の内側からも外側からも、可能な範囲で対策をしましょう。
開き毛穴への効果をさらに実感したいという場合は、肌のプロに相談しましょう。
エステティックサロンでしか受けられない美容機器を使った施術で肌の状態を整えることができます。
サロンでは肌トラブルや肌の状態にあわせてさまざまな施術を受けることができ、専門家にアドバイスをもらいながら自宅でのセルフケアをすることも可能です。
自分の肌に合ったスキンケアをしながら、気になる肌トラブルを集中的にケアすることができますよ。
自宅で開き毛穴をケアする場合は、毛穴の開きの対策におすすめの成分を含んだスキンケアアイテムを選びましょう。
天然由来の成分を配合した、肌に優しいスキンケアアイテムをご紹介します。
古い角質の主成分であるタンパク質を分解する酵素、パパイン酵素やプロテアーゼを含む洗顔パウダー。
酵素の力で毛穴の黒ずみやザラつき※をオフし、ツルっとしたお肌に洗い上げます。
※汚れや古い角質による
家にいながら本格的なクレイパックができるアイテム。
マグネシウムや、海洋深層水から生まれたドクターリセラオリジナルの基剤「α Gri-X®︎」(アルファ・グリックス)などの整肌成分が豊富に含まれています。
モロッコの高地で採取された上質な粘土を使用し、優れた吸着力で古い角質や毛穴の奥の汚れにアプローチ。
週1~2回の集中スペシャルケアで、肌のキメを整え、透明感※あふれる肌へと導きます。
角質ケアをすることで肌のコンディションが整い、毛穴が詰まりにくい状態へとつながります。
※汚れが落ちキメの整った肌印象のこと
整肌成分である「浸透型ビタミンC誘導体※」を配合したシートマスクです。
常在菌バランスやバリア機能をサポートし、毛穴トラブルや肌のくすみにアプローチ。
乾燥や紫外線ダメージに負けない健やかな肌へと導いてくれます。
マスク1枚に美容液約1本分(26mL)の美容成分がたっぷり凝縮!
石油系合成界面活性剤、パラベン(防腐剤)含む旧表示指定成分、合成香料、合成着色料、鉱物油を使用しない無添加化粧品で、肌に優しいのが特長です。
※整肌成分
ビタミンC誘導体を7%配合したアルカリ性の美容液で、肌と毛穴に働きかけて毛穴トラブルなどにアプローチしてくれます。
天然由来の整肌成分「α Gri-X®︎」を配合しており、敏感肌の方でも使える美容液となっています。
開き毛穴の原因は、余分な皮脂の分泌や汚れの蓄積、乾燥や肌のたるみ、皮脂バランスの変化などさまざまです。
頬にはたるみ毛穴の開きができやすく、鼻や眉間、おでこのTゾーンには皮脂の過剰分泌によって汚れが詰まって毛穴が目立ちやすい傾向があります。
毛穴の開きをケアするには、クレンジングや洗顔で汚れをしっかりと落とし、洗顔後の保湿を徹底しましょう。
定期的なケアとして、クレイタイプなどのアイテムを取り入れることで古い角質を無理なく取り除き、なめらかですべすべな肌へと導きます。
脂質や糖質を摂りすぎず、ビタミンB群やミネラルを多く含む食品を積極的に食べるなど、食事内容に気を付けることも大切です。
セルフケアで改善が難しい場合には、エステティックサロンや美容医療での施術も検討してみましょう。
老化とともに、肌にはさまざまなお悩みが発生します。
毛穴の開きは誰もが気になるお悩みの一つだと思いますが、シミやシワなどに比べて早期に発見しやすい症状でもあります。
一度開いてしまった毛穴は、改善したり目立たなくなるまで回復したりするのに時間がかかりますので、深刻な状態になる前に対策することが大切です。
毛穴の目立たないスムーズな肌を目指しましょう。
ドクターリセラでは、肌に優しい無添加化粧品※を多数取り扱っています。
ビタミンC誘導体やセラミドなど、開き毛穴へのアプローチが期待できる成分を配合したスキンケアアイテムもご用意しています。
お一人おひとりの肌のお悩みに優しく寄り添い、肌を健やかに導くアイテムをラインナップしているので、ぜひチェックしてみてくださいね!
※石油系合成界面活性剤、パラベン(防腐剤)含む旧表示指定成分、合成香料、合成着色料、鉱物油不使用
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