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乾燥肌とは?その原因を知ってうるおい美肌への対策を!

こんにちは!美と健康をサポートするリセラテラスの松本です。

乾燥をすると、肌がカサカサしてかゆみが出たり、白く粉を吹いた状態になったりと、さまざまな肌トラブルが起こりますよね。

空気が乾燥しやすい秋や冬だけの問題と思われがちですが、最近はエアコンなどの影響で一年中肌の乾燥に悩んでいる方が増えています。

今回は乾燥肌とはどんな症状が出る状態なのか、その原因や改善策とともにご紹介します。

乾燥肌

乾燥肌とはどんな状態?

乾燥肌には、明確な定義はありません。

一般的に乾燥肌とは、肌の水分や皮脂が少なく、乾燥してうるおいがなくなっている状態を指すことが多いです。

すねや膝、ひじなど皮脂の分泌が少ない部分がとくに乾燥しやすく、顔であれば頬や口周りが粉を吹いたように白くなってしまう場合もあります。

これは、肌の表面にある角質層の水分が少なくなったり、皮脂の分泌が低下したりすることにより、皮膚の表面のうるおいが少なくなり、乾燥状態になってしまうため。

乾燥が進むと、角質層がはがれて肌のバリア機能が低下し、次のような肌トラブルを引き起こします。

かゆみが出る

乾燥によってバリア機能が低下した肌に、刺激物質やアレルゲンが入り込むことでかゆみを引き起こします。

湿疹や赤みが出る

かゆみが出た部分を引っ掻いてしまうと、湿疹ができます。

湿疹ができることでさらにかゆみが生じることも。

バリア機能が低下することで洗顔時の摩擦、紫外線や花粉、強い成分の入ったスキンケアアイテムなどの外部刺激に弱くなるため、肌に炎症が起こって赤みが出るのも乾燥肌の症状の1つです。

白い粉を吹く

頬や口周り、目元などは肌が薄いため、乾燥が悪化すると粉を吹いたように白くなってしまう場合もあります。

乾燥肌が起こってしまう原因とは?

皮膚は3層構造になっており、一番上は表皮で覆われています。

この表皮の一番外側を覆っているのが角質層です。

角質層の細胞に含まれるアミノ酸などの天然保湿因子(NMF)が水分を保ち、表面の皮脂や細胞の間を満たすセラミドが水分が抜けるのを阻止する役割を持っています。

しかし、何らかの原因で天然保湿因子や細胞をつなぎとめる細胞間脂質が少なくなることでバリア機能が低下してしまい、水分が逃げて乾燥肌が起こってしまうのです。

では、なぜ肌のバリア機能が低下してしまうのでしょうか。

乾燥肌につながる「肌のバリア機能が低下する」原因とは

バリア機能の低下には、いくつかの原因が考えられます。

乾燥肌の症状が出ている場合は、まずこれらの原因がないかチェックしてみましょう。

ターンオーバーの乱れ

ストレスや睡眠不足、紫外線のダメージなどを受けると、肌を守ろうとする再生力が高まるため、ターンオーバーのサイクルが乱れます。

ターンオーバーが乱れるとバリア機能が低下し、肌の乾燥につながります。

刺激の強いスキンケア

刺激の強いタオルで肌をこすりすぎると肌に摩擦が生じて角質層が傷つき、バリア機能が低下します。

また、お肌の状態に合っていない洗顔料などの使用は、肌に必要な脂質などを奪い、バリア機能の低下につながることがあります。

なるべく刺激はせず、使っている化粧品とお肌の相性を見直すことも大事です。

空気の乾燥

空気が乾燥すると、肌のバリア機能が低下してしまいます。

秋冬の空気が乾燥する季節以外に、エアコンを使用する際も注意が必要です。

エアコンは空気中の水分を吸収して空気を乾燥させてしまうため、加湿器を併用するなど湿度を下げない対策も検討しましょう。

紫外線の刺激

紫外線は角質層にダメージを与えるため、肌のバリア機能を低下させます。

そのため、乾燥だけではなく、シミやシワ、色素沈着、日焼けなど、肌にさまざまな影響を及ぼします。

栄養や睡眠不足など生活習慣の乱れ

ビタミン類にはお肌を健康に保つための働きや、内側からうるおいを維持する働きがあるため、栄養不足に陥ると肌に悪影響を与えます。

とくにビタミンB群は肌のターンオーバーを正常に保つ働きがあるため、不足することでバリア機能の低下につながります。

極端なダイエットによる栄養バランスの崩れや、睡眠不足が続くことで自律神経が乱れることも影響します。

加齢

年齢とともに、水分をおぎなう天然保湿因子や、水分を保つセラミドが減少するため、バリア機能も低下します。

乾燥肌を予防・改善するための対策もチェック!

肌の調子が良い女性

乾燥肌を防ぐためには、正しいスキンケア方法を身につけることや生活改善の対策が必須です。

乾燥肌を防ぐためには、なるべく刺激を避け、肌の内側からも外側からもしっかり水分を与えることが大切です。

低刺激+保湿力が高いアイテムで優しく丁寧に保湿する

化粧水をつける際はお肌をこすらないように気をつけながら、ハンドプレスで優しく押し込むようにして顔全体になじませます。

化粧水後やボディケアでは、保湿力の高いジェルやクリームなどで、外側からしっかり保湿しましょう。

とくに入浴後は肌の浸透力・吸収力が高まっているため、お風呂から上がったらすぐに保湿を行いましょう。

こまめに水分補給する

体の内側からもしっかり水分を与えるために、少量ずつこまめな水分補給を心がけましょう。

コーヒーなどカフェインを配合した飲み物は利尿作用によって水分を排出してしまうため、水や麦茶、ハーブティーなど、カフェインを含まない飲み物が適切です。

体を冷やして新陳代謝を悪くしないよう、常温や温めて飲むのがおすすめですよ。

肌を乾燥と紫外線から守る

室内ではエアコンと併用して加湿器を使ったり、外出時には日焼け止めをつけたりと、空気の乾燥や紫外線から肌を守ることが、乾燥肌の予防につながります。

規則正しい生活

睡眠不足はターンオーバーの乱れを引き起こすため、しっかり睡眠をとることで肌のバリア機能低下を防ぎます。

また、適度な運動やバランスの良い食生活が肌の新陳代謝を促し、ターンオーバーのサイクルを整えて乾燥肌を防ぎます。

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乾燥肌とは肌にうるおいがない状態のこと。原因を知って対策を!

乾燥肌には明確な定義はありませんが、一般的には肌の水分や皮脂が少なく、乾燥してうるおいがなくなっている状態を指すことが多いです。

乾燥肌は肌の表面にある角質層の水分が少なくなったり、皮脂の分泌が低下したりすることにより、皮膚の表面のうるおいが少なくなり、乾燥状態になってしまうために起こります。

乾燥が進むと、角質層がはがれて肌のバリア機能が低下し、かゆみや湿疹、白い粉を吹くなど、肌トラブルを引き起こすことも。

乾燥肌を防ぐためには、正しいスキンケア方法を身につけることや生活改善対策が大切です。

正しいケアを行って、みずみずしいお肌を目指しましょう!

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WRITER
マーケティング部副部長
松本 しのぶ

美容業界歴24年 2013年ドクターリセラ(株)入社。直営エステ事業部・広報部・品質保証部を経て、現マーケティング部にて【公式HP】【リセラテラス】を運営。プライベートは3人のまごのグランマ。

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