こんにちは!美と健康をサポートするリセラテラスの松本です。
「日焼け止めを塗り忘れてしまった」
「UVケアアイテムを忘れてしまった」
「思った以上に日焼けしてしまった」
そんなときはすぐにアフターケアをすることが大切です。
日焼けした直後のアフターケアが、未来の美肌の維持に関わってきます。
今回は、日焼けとはどんな状態なのか、日焼けのアフターケアが重要な理由、日焼け後のアフターケアの方法についてご紹介します。
目次
「日焼け」とは、肌を赤や黒に変化することによって、有害な紫外線から肌をガードしようとする人体の正常な働きです。
日焼けのメカニズムや種類などについて見ていきましょう。
「日焼け」とは、肌を黒くすることによって、有害な紫外線からお肌をガードしようとする人体の正常な働きです。
日に当たり紫外線を浴びると、メラノサイトという細胞が肌をダメージから守ろうとメラニン色素を分泌します。
赤みが引いた後に肌が黒くなるのは、メラニン色素が過剰に増え、ターンオーバーの作用で正常に排出しきることができなかったことで起こります。
通常であれば、メラニン色素はターンオーバーによって数週間経てば排出されて日焼け前の肌の色に戻ります。
しかし、さまざまな原因でターンオーバーが乱れてメラニンが排出されないようになると、肌内部に残ってシミやそばかすなどの肌トラブルを引き起こすこともあります。
日焼け現象には「サンバーン」と「サンタン」の2種類があります。
それぞれの日焼けの特徴について見ていきましょう。
「サンバーン(sunburn)」は、紫外線を浴びてから数時間後に皮膚表面が赤くなる日焼けです。
紫外線によって起きる肌の「やけど」のような現象で、主にUV-Bによって肌の細胞がダメージを受けたり炎症が起きたりして、結果的に皮むけを引き起こしてしまうこともあります。
痛みを感じる場合もあり、紫外線にあたった当日以降に痛みがひどくなることがあります。
「サンタン(suntan)」は、数日後に肌が黒くなる日焼けです。
数週間から数カ月の間に色素沈着が進行します。
UV-Aはメラノサイトに働きかけ、メラニン色素の生成を促します。
メラニン色素を多く含んだ表皮細胞が、基底層から表面に見えてくる角質層に達するまでには肌のターンオーバーによる時間のズレがあります。
紫外線を浴びてからしばらくして皮膚が浅黒く変色するのはこのためです。
UV-Aは発赤や炎症を伴いにくいため自覚しづらいですが、真皮の深部まで到達し、シワやたるみの原因にもなる日焼け現象です。
日焼け後の肌をそのまま放置してしまうと、紫外線ダメージが蓄積され、肌の老化が進んでしまいます。
そこで、アフターケアをしっかりすることで、さまざまな肌トラブルを軽減させることができます。
日焼け後にアフターケアをしないとどんな肌トラブルにつながってしまうのか、具体的に見ていきましょう。
紫外線を浴びると、そのダメージから表皮を守るため、メラノサイトという色素細胞がメラニンを発生させます。
メラニンは色素沈着の原因となり、シミにつながってしまいます。
健康な若い肌であれば、メラニンが生成されても正常なターンオーバーにより、メラニンは剥がれ落ちてくれます。
しかし、老化や炎症、ダメージなどによりターンオーバーのサイクルが乱れている場合は、メラニンが肌表面に留まってしまうことも。
その結果、色素沈着や根深いシミとなってしまうのです。
紫外線によって皮膚組織内でDNAが損傷されると、組織内のタンパク質合成に異常をきたすこともあります。
結果として、皮膚細胞のターンオーバー、メラニンの生成、コラーゲンの合成などが正常に行われなくなります。
それにより、肌のバリア機能が低下し、シミ・シワ・たるみ・くすみ・毛穴の目立ちなど、さまざまな肌トラブルが引き起こされるのです。
さらに、DNAの損傷が続いてしまうと突然変異が起こってしまったり、場合によっては皮膚がんの原因につながってしまうこともあります。
紫外線によるダメージは、肌の深層部にまで影響を与え、将来的なシミやシワといった老化現象につながります。
一説によると、肌の老化原因の8割は紫外線による光老化だそうです。
紫外線は肌の真皮層にまで達します。
真皮層にはハリや弾力を生むコラーゲンやヒアルロン酸やエラスチンを作り出す元となる細胞(線維芽細胞)があります。
紫外線のダメージは真皮層に影響を与えることで、美肌を維持する機能を衰えさせてしまいます。
その結果、肌はツヤやハリ感を失い、やがてシミやシワなどといった肌の老化につながるのです。
一度生成されたメラニンは、スキンケアや毛穴ケアなどでは改善されにくい傾向があります。
肌トラブルを少しでも減らすために、日焼け後のケアはとても大切です。
日焼け後のケアは、24時間以内に正しいケアをすることで、肌への影響を最大限に小さくすることができるとされています。
「日焼け後のケアを24時間以内に」というのは、サンバーンはもちろんのこと、サンタン、つまり色素が沈着してしまう前に緊急ケアをすることが大事だということです。
日焼け後すぐにケアすることは、肌へのダメージ軽減につながります。
日焼け後の具体的なケア方法についても見ていきましょう。
まずはほてりが鎮まるまで濡れタオルや水で冷やします。
日焼け後の肌は軽くやけどした状態のようなもので、紫外線の影響で炎症を起こしています。
流水で冷やしたり、濡れタオルや氷、保冷材などを日焼けした部位に当てて冷やすことで、炎症を抑えましょう。
外出中であれば、コンビニで冷たい水などを買って肌を冷やすだけでも効果が期待できますよ。
ポイントは、なるべく肌に刺激を与えないこと。
氷や保冷剤を使う時はタオルに包んでから肌に当てたり、摩擦が起きないようにしたりなど、皮膚へのダメージが最小限になるよう気を付けましょう。
日焼けをすると角質層から肌の水分が奪われ、乾燥してしまいます。
日焼け直後の肌は、あらゆる刺激から肌を守る「バリア機能」が弱っているため、過剰なスキンケアは肌トラブルをまねくこともあります。
できるだけ肌に刺激の少ない敏感肌用のものを使ってしっかり保湿をしましょう。
肌に優しい化粧水やクリームがおすすめです。
「アルコールフリー」や「パラベンフリー」など肌のことを考えた商品を選ぶのもポイント。
「セラミド」「CICA(ツボクサエキス ※整肌成分)」「グリセリン」など、高保湿成分が配合されたアイテムを選びましょう。
日焼け後の保湿におすすめしたい、ドクターリセラの製品をいくつかご紹介します。
海洋深層水から生まれたドクターリセラオリジナルの基剤「α Gri-X®(整肌成分)」に、グリセリン(保湿成分)のみをプラスしたシンプルな化粧水です。
肌に浸透※して、乾燥が気になる肌にしっかりうるおいを与えることで、みずみずしい状態を長時間キープしてくれます。
※角質層まで
CICA成分(ツボクサエキス ※整肌成分)がたっぷりと3種類贅沢に入ったシートマスク。
上質な100%の不織布を使用しているので日焼け後の肌を優しくケアします。
赤みが気になる方、肌状態を落ち着かせたい方におすすめです。
日焼けが落ち着いてからのケアにもこだわりましょう。
今あるシミをどうにかするのではなく、将来シミができないようにすることも重要です。
ドクターリセラの「リッチホワイトエッセンス」は、トラネキサム酸を配合した医薬部外品の美白※美容液。
色素トラブルや炎症などの肌トラブルにアプローチし、健康な肌の状態に整えてくれます。
刺激が気になる敏感肌の方にも優しい美容液です。
※メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ。
紫外線から身体を守るために、日焼け後は肌に必要な水分や栄養を補給しましょう。
日頃の食事にも気をつけることが大切です。
日焼け後は、肌だけではなく身体も水分が不足しています。
日頃から水分補給が少ない人は、意識して水分補給をするようにしましょう。
ビタミンは健やかな肌を保つために大切な栄養素です。
ビタミンCにはシミやそばかすの原因になるメラニン色素の生成を抑えてくれる効果があり、紫外線による影響を和らげます。
ビタミンCを多く含む食べ物には、ジャガイモ、トマト、スイカ、パプリカ、ブロッコリー、レモン、キウイ、グレープフルーツなどがあります。
また、ビタミンAには肌にうるおいやハリを与え、紫外線によりダメージを受けた皮膚を健康な肌に生まれ変わらせる働きがあります。
健康な皮膚や粘膜を維持するために必要な栄養素です。
ビタミンAはモロヘイヤやかぼちゃなどに多く含まれています。
紫外線を浴びると、活性酸素が発生することでメラニン色素が活性化してシミなどの原因になります。
活性酸素を取り除く働きをしてくれるのが、抗酸化成分です。
ナッツ類、ごま、アボカドなどに多く含まれているビタミンEは抗酸化成分を含みます。
ビタミンの他にも、ポリフェノールやαカロテン、リコピンなどにも抗酸化作用があり、身体の中から紫外線対策をするのに効果的です。
体の内側から日焼けのアフターケアをするには、サプリメントも上手に活用しましょう。
体の中から美容をサポートしてくれるパーフェクトビューティーサプリ。
外出することが多く、日焼け止めと併用して美容対策を強化したい方におすすめのサプリメントです。
日焼けとは肌を赤や黒に変化することで有害な紫外線から肌を守ろうとする体の働きのこと。
サンバーンとサンタンという2種類の日焼けがあります。
ターンオーバーや細胞の修復力が活発だとメラニンが体外に排出されます。
しかしターンオーバーのサイクルが乱れたりするとメラニンが残り、シミやバリア機能の低下、肌の老化の原因となります。
日焼けしてしまった場合には、アフターケアが重要。
炎症部分を冷やして保湿をしましょう。
水分補給をしたり、ビタミン・ミネラル、抗酸化成分を多く含む食品を摂取したりするなど、体の中からのアフターケアも大切です。
日焼けを放置せず、できるだけ早くアフターケアをしっかりと行い、美肌をキープしましょう。
日焼けをした後のケア次第で、将来のご自身の肌が大きく変わります。
ドクターリセラでは、肌に優しい無添加化粧品※を多数取り扱っています。
日焼け後の敏感な肌にも使える天然由来の保湿成分を配合した製品もご用意。
お一人おひとりの肌のお悩みに優しく寄り添い、肌を健やかに導くアイテムをラインナップしています。
※ 石油系合成界面活性剤、パラベン(防腐剤)含む旧表示指定成分、合成香料、合成着色料、鉱物油不使用
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