皆様、こんにちは!
ドクターリセラをこよなく愛するフリーアナウンサーの魚住りえです。

「声の高さ」と「話すスピード」で相手に与える印象って変わるんですよ!
高い声でゆっくり話すと「優しい人、癒しを感じさせる人」になり、高い声で早口だと「元気いっぱい、エネルギッシュ!若々しい」という印象に。
低い声でゆっくり話す人は、聞き手に「威厳」を感じさせ、頼りになる、この人に任せて大丈夫という「安心感」を与えます。
しかし一方「簡単に言い返せない、なんだか圧力がある」という印象にも・・・
これ、私は「父性」を感じさせる話し方と説明しています。
または「親分っぽい」「ボスキャラ」的な印象とも言っています。
今では、威厳ある怖いお父さんというのはあまり存在しなのかもしれませんが・・・(笑)
サスペンスドラマや映画なんかで、大社長や教授、議員の役など俳優さんの演技は早口ではありませんよね。
高くぺらぺらと早口で話すのは元気いっぱいの新入りの女の子の役が多いです。
講師として、色々な営業職のかたに研修や講演をする機会が多いのですが、お客様がどんな話し方のタイプを好むのか、または苦手なのか気づく必要があります。
特に苦手な話し方になっていないかを気づくほうが大切です。
(職業柄、沢山の芸能人にインタビューをして来ましたが、自分の話し方を注意することで、緊迫した状況を乗り切ってきました。
とにかく機嫌の良い方ばかりではないので、相手が好む雰囲気や空気を感じながら接していました。)
高い声でスピーディーに話されるのが苦手なお客様の場合、トーンを落として(自分の気持ちをいったんクールダウンさせると、声が落ち着いてきます)、声量も落とし、言葉ひとつひとつを丁寧に発音するように心掛けます。
そうするとゆったりとした話し方になり、お客様に安心感を与えられるようになります。
特に1対1の対面販売の場合、お客様の安心と信頼を得なければなりませんし、本当の気持ちを聞き出す必要があります。
「可愛い女の子」よりも「信頼感のある父親」のような存在のほうが、場合によっては良いのかも知れませんね!
参考にして頂ければ幸いです。
魚住りえ

