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  • 魚住 りえ

時代の流れに寄り添うコミュニケーション

みなさま、こんにちは!
ドクターリセラをこよなく愛するフリーアナウンサーの魚住りえです。

そろそろ桜のつぼみも色づき始め、お花見の予定を立て始める方も多いでしょう。
私も愛犬と家族や友人達と、どの週末に桜を見に行くか、会話しつつあります!

ほころんだ桜を愛でながら、ビールを飲みつつ、おにぎり、唐揚げやサンドイッチを頬張ると、、、、
これまた格別に美味しいんですよね~!
幸せを感じる瞬間です。

お花見しながら周りを見渡すと、実にいろんなタイプの方が、桜の下で身体も気持ちも解放されて楽しんでいます。

気の置けない友人、カップル、仕事仲間、お子さん連れの家族・・・いろんなパターンがありますが、漏れ聞こえてしまう会話を聞いていると、(聞かないようにしていても、大きな声なので聞こえてしまうんです)
たまに「昭和トーク」を繰り広げている方がいて、笑ってしまいます。(失礼!)

今TBSで「不適切にもほどがある!」という、昭和と令和のギャップをコメディタッチで描いているドラマが人気ですが・・・
私も観ていますが「ああ、昔の日本テレビにも、こんな可笑しい上司やプロデューサーがいたなあ(;゚ロ゚)」と頷くシーンばかりです。

最近のコミュニケーションでも「結婚しないのなんで~?」「そんなんだから彼氏できないんだよ~」「子どもいないの?!」「若い子は可愛いよね~。おばさんはお金払ってね(ほんとにこんなこと言う人がいます)」「スタイルいいね~」・・・など。

信じられないんですが、思わず頭を抱えてしまうような、化石のような会話をする男性が実在するんです・・・・
女性達は苦笑い。というか怒りを抑えています。
多分二度と会わないか、会社なら即刻、報告されるでしょう。
一方で、会話の隅々まで気を遣いまくる方もいて、それはそれで窮屈そうなコミュニケーションです。
多分、家に帰って「疲れた・・・」とため息をついているかもしれません。

現在、多くのビジネスパーソンが悩む「○○ハラ」という地雷を踏まないための言葉選び。
距離を縮めるために、いったいどんな言葉使いをすれば良いのか、、、、

相談を受けることがままあります。

私自身も結構考え込んでしまいます。
というのも、言われてイヤなことは人それぞれですから、ルールのように一括りにはできないなあと思うからです。
昭和のようなあけすけな物言いが、実は武器になって、相手の心を開いたりすることもあるのは否めません。

昭和、平成、令和を生きているわたしが、あれこれ考えてたどり着いた一つの結論は、、、、
「どんな人にも尊敬の念をもって接する」と○○ハラにはなりにくい、というものです。

これは私の傾聴のスキルの根底にあるものなのですが「赤ちゃんから、お年寄りまで。(動物でも!)全ての生きとし生けるものから、発見や学びがある」のは確かです。

自己肯定感が低いと思われそうですが、自分を愛しながら、より自己成長を促すために積極的に人と接したり会話をして、そこから学び取るスキルを身につければ、相手にイヤな思いをさせない、と思うのです。
「あなたをリスペクトしている」と直接言わなくても、雰囲気の端々に相手を尊重している色がにじみ出るはずです。
もう少し親しい間柄であれば、尊敬に「愛情」がプラスされますね。

思わず、きつめの言葉がでてしまったり、あけすけな発言をしてしまっても、そういう気持ちが根底にあれば、最終的にいざこざは起きないのではと思います。

最近、「THE昭和」トークの方と会話をすることがあり、とりあえず私はずっと笑って交わしていたのですが、いつか大変なことになるのでは、と気の毒に思いました。。。。

時代に合わせて、人は学び成長していかなくては、と思いを新たにした3月でした!

SNSSHARE

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COLUMNIST
魚住 りえ
タレント
フリーアナウンサー
魚住 りえ
RIE UOZUMI
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大阪府生まれ。広島県育ち。
母がピアニストという家庭で3歳からピアノの専門的なレッスンを受け、音感を養う。高校時代、放送部に在籍し、数多くのアナウンサーを輩出しているNHK杯全国高校放送コンテストに出場。朗読部門で約5,000人の中から全国3位に選ばれる。慶応義塾大学時代は放送研究会に所属。

1995年、慶応義塾大学文学部仏文科卒業後、日本テレビにアナウンサーとして入社。報道、バラエティ、情報番組などジャンルを問わず幅広く担当、出演番組に「所さんの目がテン!」「ジパングあさ6」「京都 心の旅へ」などを担当。

2004年フリーに転身し、テレビ、ラジオを問わず幅広く活躍中。中でも、2004年からナレーターを務めるテレビ東京「ソロモン流」では、わかりやすく、心に響く語り口に定評がある。 「魚住式スピーチメソッド」を立ち上げ、話し方を磨くための指導を行う。経営者や弁護士といったビジネスパーソンを中心に口コミで広まり、多くの方が受講する人気レッスンに。

著書「たった1日で声まで良くなる話し方の教科書」(東洋経済新報社)が15万部を超えるベストセラーとなっている。
近著に「たった1分で会話が弾み、印象まで良くなる聞く力の教科書」(東洋経済新報社)があり、シリーズ累計20万部を突破した。


本業のかたわら、ピアニストの姉・魚住恵とともに、「姉妹で奏でることばと音色~朗読とピアノ演奏による姉妹コンサート~」にも取り組む。

他に、「10歳若返る!話し方のレッスン」(講談社)

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