みなさま、こんにちは!
ドクターリセラをこよなく愛するフリーアナウンサーの魚住りえです。
やっと、新刊が出ました!
タイトルは「1日1分朗読 これぞ日本語最高峰!何度でも読みたい名文・名作編」です。
3年程前に1日1分朗読のパート1を出したのですが、そこからさらに、1分で読める朗読例文を33作品入れ込み、グレードアップしました!
朗読の効能は様々ありますが、1番は、話し方、会話、雑談、等々、コミュニケーションスキルがアップすることです。
音読との違いは「相手が存在するかどうか」です。
音読は、確かに朗読と同じ、声に出して読むのですが、誰かに伝えるのではなく、シンプルに声を出して読んでいます。
言うなれば、独り言に似ています。
一方、朗読は「相手がいて、聞き手に伝わるように表現する」ので、この点が全く違います。
(音読を続けていると、「誰かに聞かせたい」という気持ちが出てくるかもしれません。
そうすると、これは音読ではなく、自然に朗読になっているのです。)
音読から朗読に近づけるためには、どうすれば良いかというと、抑揚の付け方を工夫すれば良いのです。
強調したいポイント(言葉、文章)を見つけて、以下の4つの方法で抑揚を付けます。
1.高くする
2.スピードを落として、ゆっくり発音する
3.強く発音する
4.気持ちを込める
抑揚とは何かというと、このスキルを「使うところと、使わない所の差をはっきり付ける」ことです。
「この作品では著者は何を伝えたいのか?」を考えることになり、読解力が身につきます。
自分のスピーチやプレゼンを考える際に、自分が言いたいことを正確に伝えるためのポイント(キーワードやキーセンテンス)を明確にする習慣が身につきます。
実際に話すときに、このポイントを意識すると、すらすらと話せるようになるんです!
お子さんであれば、国語の読解力が上がることで、算数や理科など、理系の問題文も正確にとらえ、解答できるようになります。
大人でも子供でも、なんとな~く普段お話しされているときも、あらためて自分が伝えたいことを明確にし、相手に伝わりやすくすることが上手になります。
ゴール地点がはっきりするので、自分自身も話すのがラクになりますよ。
(話が迷子になりません(^_^))
是非!1日1分で良いので、あらためて、日本語でかかれたステキな文章を「朗読」してみてください。
自分が変わっていくのを感じることができますよ!