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  • 魚住 りえ

幸せってなんだろう?

みなさま、こんにちは!
ドクターリセラをこよなく愛するフリーアナウンサーの魚住りえです。

先日、夫の実家がある滋賀県に行ってきました。
毎回なのですが、夫が先に帰ってのんびりし、私は2~3日お邪魔する形です。

あるいは夫だけ帰省することも多々あり、彼はずいぶん滋賀県のご家族に癒やされて帰ってきます。

普段、東京でカリカリと仕事に追われる毎日を送っているので、本来のんびり屋のはずの夫は、ずいぶん無理して頑張っているんだろうなあと思います。

その証拠に、滋賀県から東京に戻ると、「話し方がゆっくり」になっているのです。

話すスピードその人のテンションは一致しますので、ゆっくり話すということは気持ちも落ち着いている、という証拠なのです。
(わたしは変わらずのスピード感で話すのですが(^_^))

初めて滋賀県でご家族にお会いしたとき、本当にみなさんが善い人で、びっくり、というのも変なのですが、東京ではあまりお目にかからない!?のんびりしたスピードで話されるので驚きました。

土地柄なのかも知れないのですが、新幹線の駅も空港もなく、自然がたくさんあって、琵琶湖でとれるお魚近江牛、地元の新鮮なお野菜とお米、美味しい日本酒の酒蔵もたくさんあり、ご近所同士が行き来して仲も良く、、、
「こんなのんびりできて、なにを食べても美味しいし、お金もかからず、幸せな時間を過ごせる土地があるんだ」と驚きました。

そういえば、滋賀県は全国ご長寿ランキングで1,2位を争うほどの県です。

同じ関西弁なのに、大阪弁や兵庫弁と比べると、スピードがずっこけるほどゆっくりなので(失礼!)

東京で1分300文字くらいのスピードだとすると、100~150文字くらいのイメージです。
シンプルに、聞き手は情報量が少ないので、しっかり聞き取って理解することが出来るし、思い違いもないので、コミュニケーションが円滑。

みなさんお友達が多く、仲の良いコミュニティを保てているのかもしれません。

ちょっとびっくりするのが、なんの約束も無しに「ふらっと」近所の方が遊びに来て、お茶を飲んでお喋りして帰る、なんてことが結構あるのです。
(もちろん、のんびり話されています(^_^))
これも普段から仲良しじゃないと出来ないですよね。

たくさんの情報量をインプットしてアウトプットし、まるで競争のようなスピードで生活していて、ふとこういう生活に触れると、「幸せってなんだろう?」と気づきがたくさんあります。

さて、みなさんの県民性はどうでしょうか。
ちなみに広島人は結構せっかちです(^_^)!

SNSSHARE

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COLUMNIST
魚住 りえ
タレント
フリーアナウンサー
魚住 りえ
RIE UOZUMI
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大阪府生まれ。広島県育ち。
母がピアニストという家庭で3歳からピアノの専門的なレッスンを受け、音感を養う。高校時代、放送部に在籍し、数多くのアナウンサーを輩出しているNHK杯全国高校放送コンテストに出場。朗読部門で約5,000人の中から全国3位に選ばれる。慶応義塾大学時代は放送研究会に所属。

1995年、慶応義塾大学文学部仏文科卒業後、日本テレビにアナウンサーとして入社。報道、バラエティ、情報番組などジャンルを問わず幅広く担当、出演番組に「所さんの目がテン!」「ジパングあさ6」「京都 心の旅へ」などを担当。

2004年フリーに転身し、テレビ、ラジオを問わず幅広く活躍中。中でも、2004年からナレーターを務めるテレビ東京「ソロモン流」では、わかりやすく、心に響く語り口に定評がある。 「魚住式スピーチメソッド」を立ち上げ、話し方を磨くための指導を行う。経営者や弁護士といったビジネスパーソンを中心に口コミで広まり、多くの方が受講する人気レッスンに。

著書「たった1日で声まで良くなる話し方の教科書」(東洋経済新報社)が15万部を超えるベストセラーとなっている。
近著に「たった1分で会話が弾み、印象まで良くなる聞く力の教科書」(東洋経済新報社)があり、シリーズ累計20万部を突破した。


本業のかたわら、ピアニストの姉・魚住恵とともに、「姉妹で奏でることばと音色~朗読とピアノ演奏による姉妹コンサート~」にも取り組む。

他に、「10歳若返る!話し方のレッスン」(講談社)

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