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  • 奥迫 哲也

30人の社長作り

当社のラジオ番組「水のほほえみ☆ドクターリセラ」での、
私とアシスタントの桑原あずささんとの二人の対談を、書き起こししてご紹介します!

今回は【30人の社長づくり】についてお話しております。

音声でお聞きになりたい方は、
水のほほえみ☆ドクターリセラ」ページでぜひご視聴ください!


桑原さん
「こんばんは。パーソナリティーの桑原あずさです。」

奥迫
『こんばんは。ドクターリセラ代表の奥迫哲也です。』

桑原さん
「奥迫社長、今週もよろしくお願いいたします。
前回に引き続き、今回も出張先の金沢からお電話でお話をお繋ぎしております。
今回は、先週にも少しお話いたしました、ニューリーダーから30人の社長作りというところでお話をお聞きします。」

奥迫
『私の1つのビジョンとして、30人の社長を作るというものを持っています。
そういった30人の社長に、私のやってきたこと考え方などをしっかり伝えて、次の世代に残したいと思っています。
今9人の社長ができているのですが、社長という定義は株式会社などを分社化してやる、ということと、もう1つ、事業部ではあるものの社長と同等の責任を持ってやるという立場の人とを合わせています。
今は9人ですので、続いて残り21人を作るために、今年※の春あたりに社内で公募をしたんです。』
※2022年5月の放送時点

桑原さん
「ええ。」

奥迫
『次の30人の社長候補を募集するためにニューリーダーの社内公募をしました。
7人の募集をかけましたが、実際に応募が集まったのは9人でしたので、今現在、9人のニューリーダーの研修を、月に1回、丸1日かけて一緒に食事もしながら様々なことを伝えています。』

桑原さん
「奥迫社長、質問してもいいですか。
この、社員をたくさん作る、 一緒に働く人を、仲間を作るというところももちろんですが、そこから社長作りというところに着目されているのは何か理由があるんですか?」

奥迫
『そうですね。
やはり、社員数が増えるのは良いのですが、寄らば大樹の陰というか、 大企業病というか…。
まだ大企業ではないのですが、人数が増えてくると責任範囲が曖昧になって、人数がいたらなんとかなるというようなことがあると思っています。
やはり今、時代はスモール化だと思うんですね。』

桑原さん
「はい。」

奥迫
『私も社員さんの顔と名前が一致したのは100人まででして。』

桑原さん
「100人でもすごいです。」

奥迫
『100人を超えると、本当にこう、だんだん分からなくなるんです。
それから、コミュニケーションも希薄になってくるので、それができるのは私はやはり60人ぐらいが適正かなというのも思っているんです。
60人ぐらいの単位で、それぞれ私の分身といいますか、そのような社長を置くことによって、責任感も強くなりますし、やりがいも増しますし…。
そういったような強い組織を作るための1つのやり方で、30人の事業責任者を作る社長を作る、とそういう風に思っています。』

桑原さん
「守ってもらっている、雇用してもらっているというよりは、自分ごとのように理念もしっかりと理解されて、60人の組織の中でトップになっていく人を増やしていきたいということですね。」

奥迫
『そうですね。はい。』

桑原さん
「どうですか。実際に今、社長になっていかれる方を見ていらっしゃって。」

奥迫
『実際に、今フィットネスクラブを41店舗※やっているのですが、その責任者も、当初はドクターリセラの中でやっていました。』
※2022年5月の放送時点

桑原さん
「はい。」

奥迫
『店舗を出せば売上って上がりますよね。
ですが、やはりそれに伴う出店費用とかも必要なわけじゃないですか。
本来経営というのは、その辺りの、専門的にいうと損益計算書という、家庭でいう家計簿みたいなもので管理していくんです。』

桑原さん
「ええ。ええ。」

奥迫
『もう1つは、バランスシート、もしくは貸借対照表といわれるもので。
現金の残高など、いくら黒字でもキャッシュが足りなくなって、黒字倒産とかがありますので、分社化することによって、先ほど申し上げた損益計算書という家計簿みたいにプラスとマイナスのものだけを見るのではなく、お金の流れとか、今の残高とかがリアルにわかるんです。
あ、このままだとやばいな、出店ばかりしてたらお金がなくなるな、といったことが。』

桑原さん
「売り上げって何かな、収益ってなんだっけ、というところですね。
もう基本的なところを実感していただくという感じですよね。」

奥迫
『そうですね。
やはりそのあたりを実感して、より強い、私(経営者)に近い感覚というところが養われていくと考えています。』

桑原さん
「なるほど。
ではその、ご自分の分身を育てていくというところで、大切にされていることは何でしょうか。」

奥迫
『このあたりも今すごく考えているところです。
創業時は割と近くで仕事をしていたので、自分の考え方とか普段の何気ない行動とか、そういうことはすぐに伝わりました。
ですが、 人数が増えてくるとそういうものが伝わりにくくなってくるので、創業期の、言葉でいえばスピリットとか、そのようなものをより伝えていく必要があるので、それをこのニューリーダーの人たちに伝えていきたいなと考えています。』

桑原さん
「なるほど。
社長としての在り方その心の思いといったものをしっかり伝えていきたいというお話でしたね。
ありがとうございます。
次回は継承についてのお話もお聞きします。
よろしくお願いいたします。」

奥迫
『よろしくお願いいたします。』

 


 

音声でお聞きになりたい方はコチラ⇓
「水のほほえみ☆ドクターリセラ」ページ

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COLUMNIST
奥迫 哲也
ドクターリセラ
代表取締役社長
奥迫 哲也
TETSUYA OKUSAKO
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「全日本全身美容業協同組合」理事長
「財団法人 日本企業構造改革機構」理事

1964年、島根県江津市生まれ。
1993年、29歳で漢方薬局を開業。
1997年に株式会社シードとして事業拡大、
2000年にはエステティック事業部を発足させ、エステ業界に参入。
安全で結果が見える化粧品をコンセプトに自社製品の開発に取り組み、
2001年アクアヴィーナスシリーズ、2003年ADSシリーズ、
2017年Recella Divaシリーズ、2018年cocochiaシリーズを発表する。
製品は全国のエステサロン2875店舗(2018年8月末時点)を通じて販売し、業界初「これがないと困るスキンケア」調査開始以来全年連続1位にも選ばれる。また、「ベストアイテム」では3年連続受賞し、殿堂入りを果たす。

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