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  • 中野 裕弓

私の中の薬師如来様

皆さま、ご機嫌いかがですか?
この梅雨の時期は体調崩す人も多いようです。

最近、低気圧不調なんていう言葉もよく聞きます。
調べたら…

「低気圧が近づくと、頭が痛くなる、体がだるくなるなど不調があらわれることがあります。

このような気圧低下によって体の調子が悪くなることを『低気圧不調』と呼びます。

低気圧不調で日常生活に支障をきたしている方は全国で約1,200万人にのぼると推定されており、多くの方々が低気圧不調による悩みを抱えています」

ですって。
かく言う私も気圧の変化には弱く雨が降ったり台風が来るとパワーダウンで、血圧コントロールも大変。

そこで今日は「あなたの中のお薬師さま」という話をしましょう。

ご存知のように薬師如来は病を直す法薬を与える医薬の仏として信仰されています。どこかのお寺で見た事はありませんか?穏やかなお顔の仏像で、

よく見ると左手に薬瓶を持っているお姿が多いようです。それで人々の病を癒してくださるのですね

現在 闘病中の方、療養中の方は
時に将来に不安を感じたり、治療法に迷いが生じることもあるかもしれません。

ドクターの見解、様々な治療の先生の言うこと、巷に溢れる健康情報など、どれを信じていいか悩ましいこともありますよね。

そういう時こそ、誰の中もに必ず存在する薬師如来様に出てきていただきましょう。

誰の中にも、必ずその人にぴったりの治療法を知っているお薬師さまがいらっしゃる“と聞いた時はほっとしたのを思い出します。

世界中のどんな名医や情報よりあなたのことをよく知っている信頼できるあなた専門のお薬師さまがいるなんてステキですね。

今度迷った時や、体調不良でパワーダウンした時、不安に打ちひしがれそうな時、自分の中にまします お薬師さまと相談してみてはいかがでしょう。

私も、もたらされる沢山の医療情報や健康知識の中からその都度、自分の中のお薬師さまと相談して対応しています。

また「日にち薬」という特効薬もあります。回復を焦る日にはこの薬が効きます。

過ぎゆく時間が私たちの味方になるのです。早く元気を取り戻すことに焦るのではなく、日々ゆっくり休むこと、それも大切なのですね。

天候不順のこの時期、どうぞご自愛下さいませね。

2023.6.15
Romi

SNSSHARE

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COLUMNIST
中野 裕弓
人事コンサルタント
ソーシャルファシリテーター
中野 裕弓
HIROMI NAKANO
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19歳で語学研修のためロンドンに渡り、その後9年に及ぶ英国生活を経て、
東京の外資系銀行、金融機関にて人事、研修などに携わる。

1993年、ワシントンD.Cにある世界銀行本部から、日本人初の人事マネージャー、人事カウンセラーとしてヘッドハントされ世界中から集まったスタッフのキャリアや対人関係のアドバイスに当たる。

現在は一人ひとりの幸福度を上げるソーシャルリース(社会をつなぐ環)という構想のもと、企業人事コンサルティング、カウンセリング、講演、執筆に従事。 また2001年に世界銀行の元同僚から受けとったメッセージを訳して発信したものが、後に「世界がもしも100人の村だったら」の元となったため、原本の訳者としても知られる。

「自分を愛する習慣」をはじめ、幸せに生きるためのアドバイスブックや自分磨きの極意集、コミュニケーションスキルアップの本など著書多数。

2014年の夏、多忙なスケジュールの中、脳卒中で倒れ5ヶ月の入院生活を経験する。
現在はリハビリ療養の中で新しいライフスタイルを模索中。脳卒中で倒れたことが人生をますます豊かで幸せなものにしてくれたと語る。

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