みなさま、こんにちは!
ドクターリセラをこよなく愛するフリーアナウンサーの魚住りえです。
寒暖の差がなんだか大きいですね。
日中は暖かい(もうむしろ暑い!?)のに、夜は急に冷え込んだり・・・
くれぐれも体調を崩されませんように、気をつけてお過ごしください。
さて、晩ご飯の片付けやらが終わり、家事も一段落すると、やっとわたしのおうち時間です。
大体、動画のコンテンツをあれやこれや観ることが多いのですが、先日、「犬があなたに愛情表現をあらわしている14の行動」という、飼い主ならすぐに観てしまう動画を発見しました!
「飼い主さんの匂いのついた服やモノをもって遊ぶ」
「ご飯を食べた後、飼い主さんのところによってくる」
「ぴったりくっつく」
「帰宅後、狂わんばかりに大はしゃぎして喜ぶ」
「しっぽを右側に振る」
などなどたくさんあったのですが、、、、
「眉をひそめたり動かしながら、飼い主さんをじっと見つめる」
というのがありました。
犬は言葉を話せませんから、なんとか自分の飼い主さんへの愛情を表現しようと、じっと見つめるだけでなく、好きが高じて「思わず眉の筋肉がうごいてしまう」そうなのです。
可愛い!そして、なんともいじらしい!
それに比べて、わたしたち人間には言葉というコミュニケーションツールがありますよね。
それなのに、想いが正確に伝わらなかったり、誤解が生じたり。
本当はもっとシンプルに、自分の気持ちを伝えることが出来るのでは、、、と、ワンちゃんを見ていて思います。
先日、ある舞台俳優さんのナレーションの指導をさせていただいたのですが、本番の収録後に、「言葉ってどうすればちゃんと伝わるんだろう、と深く考えるきっかけになりました。」
と連絡をいただきました。
普段、舞台上で大勢の観客に向けて表現されているので、テンション、といいますか、力の配分が難しく感じられたようです。
ナレーションは、聞き手が一人、というのが前提で、そういった意味では、舞台とナレーションは、テレビとラジオの関係に似ています。
ナレーションはラジオなので、「たった一人のあなたに伝えます」という気持ちで行います。
でも、だからといって気を抜いて良いのではなく、、、、
低空飛行でもなく、高い空を飛ぶのではなく、中くらいのテンションを維持することになります。
トーンが決して暗くならないように、でも強すぎても聞きづらい。
ナレーションは「話すように読む」と良いといわれています。
つまり、日常で、人に何かきちんと伝えようと思って話すときのテンションに近いのです。
思わずあふれるような想いがシンプルに声に乗って出てくると、自然なテンションになると感じています。
うちのわんこを見ていると、実にいろんな仕草、ボディランゲージで、わたしに必死で表現しているのが分かります。
自然体でいることから学ぶことが多いなあ、、、、と思う今日この頃です。