Language

メニューを閉じる
  • 魚住 りえ

冬の話し方と今年の健康について。

みなさま、こんにちは!
ドクターリセラをこよなく愛するフリーアナウンサーの魚住りえです。

乾燥の季節になり、肌も喉も湿度がほしい毎日ですね。

仕事の前は、うがいを一度して、のど飴をなめています。
そうすると、滑らかな声が出て、しかも、声が出しやすくなるのです。

プラス、唇が乾燥していると、しゃべりにくくなるので、ドクターリセラのリップクリームは欠かせません。
日本語のマ行、パ行、バ行は唇を閉じて開くときに音が出るので(やってみていただくと分かるのですが)、唇がカサカサだと発音しにくくなります。

加えて、唇が乾燥していると、口角が上げづらくなります。
口角を上げてスマイル(笑みをたたえている)で話すと、声が3000ヘルツ付近の周波数になり、印象良く聞こえる声になります。
見た目にも、口角をあげてにこやかにしゃべっているほうが感じが良いですよね。

なので、この季節のスピーチレッスンでは、しゃべるときによく動かす「唇を乾燥させないように」とアドバイスしています。

さて、年末年始は実家に帰省し、独り身となった母と過ごしました。

82歳なので「毎日しんどいわあ」「寒いし、この歳になると身体にこたえるわ」と文句を言っていましたが、元日、2日と、大好きなテニスに誘うと喜んで「やる!」と即答しました。
2時間ほぼ休憩無し、しかもコートは寒風吹きすさぶ屋外・・・・
ダブルスの試合を2日間で6試合もやったのですが、まあ、コート中を走り回り、男性の強めのボールもなんとか拾って打ち返し、とても80代の動きとは思えませんでした。
ただただ、「尊敬」の一言。
「あんたはよく動けるわねえ」と汗をふきふき私に言いましたが、いやいや私は母より30歳以上若いのですから、当たり前ですよね(^_^)

テニスは生涯スポーツといわれ、長生きするスポーツはテニスがNo.1なんだそうです。
確かに母の足腰の強さはテニスのおかげですし、テニスは結構ゲーム展開に頭を使うので、脳の機能が衰えづらいのかもしれません。
そして、若手のテニス仲間がたくさんいるので(母は一番の年長者!)、コートに行けばそういった若い友人たちと会話を楽しんだり、一緒におやつを食べたりして、コミュニケーションの場としても良いようです。
もし、健康のために今年はスポーツを始めたいと考えておられる方がいたら、テニスは是非選択肢の一つに入れてみてくさい。
おすすめですよ!

2023年も健康に留意しながら、頑張っていきたいと思います。
今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

SNSSHARE

この記事をシェアする

COLUMNIST
魚住 りえ
タレント
フリーアナウンサー
魚住 りえ
RIE UOZUMI
続きを見る

大阪府生まれ。広島県育ち。
母がピアニストという家庭で3歳からピアノの専門的なレッスンを受け、音感を養う。高校時代、放送部に在籍し、数多くのアナウンサーを輩出しているNHK杯全国高校放送コンテストに出場。朗読部門で約5,000人の中から全国3位に選ばれる。慶応義塾大学時代は放送研究会に所属。

1995年、慶応義塾大学文学部仏文科卒業後、日本テレビにアナウンサーとして入社。報道、バラエティ、情報番組などジャンルを問わず幅広く担当、出演番組に「所さんの目がテン!」「ジパングあさ6」「京都 心の旅へ」などを担当。

2004年フリーに転身し、テレビ、ラジオを問わず幅広く活躍中。中でも、2004年からナレーターを務めるテレビ東京「ソロモン流」では、わかりやすく、心に響く語り口に定評がある。 「魚住式スピーチメソッド」を立ち上げ、話し方を磨くための指導を行う。経営者や弁護士といったビジネスパーソンを中心に口コミで広まり、多くの方が受講する人気レッスンに。

著書「たった1日で声まで良くなる話し方の教科書」(東洋経済新報社)が15万部を超えるベストセラーとなっている。
近著に「たった1分で会話が弾み、印象まで良くなる聞く力の教科書」(東洋経済新報社)があり、シリーズ累計20万部を突破した。


本業のかたわら、ピアニストの姉・魚住恵とともに、「姉妹で奏でることばと音色~朗読とピアノ演奏による姉妹コンサート~」にも取り組む。

他に、「10歳若返る!話し方のレッスン」(講談社)

他のコラムニストを探す
魚住 りえの記事
魚住 りえの記事一覧へ