夫の好きなところはどこ?と良く聞かれるんですが?!そのダントツのトップは「親孝行なところ」^_^です!
お彼岸は、夫の故郷島根に。
出雲大社に参拝した後は、
入院中の夫のお父さんの退院の日と重なって病院にお出迎え。
島根と大阪と離れて暮らす両親、近くに住んでいる妹や弟家族が普段は温かく見守ってくれているからこそ、安心して都会での志事(しごと)が出来ていると、いつも「有り難い」という夫。
4人兄妹の長男として生まれ、
島根から大阪に出て働き出して以来、自分の生活が楽でない時から仕送りを続け、少しずつ親孝行が出来るようになってからは海外旅行や国内旅行も、両親が喜ぶようにと親戚含めファミリーみんなを連れて出かけてました。
ここ最近の時勢や両親の体の事を考えて家や近くでどうやって両親を喜ばせるか?を最大のテーマに動く夫とその兄妹。
お父さんが退院後
「病院食ばかりだったから、昔自分で採って食べた松茸ご飯が食べたい」という言葉を聞き、、このご時世と車椅子の両親を外に食べに連れて行くのは困難と判断、地元の店舗で奇跡的に手に入れた松茸ご飯にして食べると、それはそれはとっても美味しくて、
「もう一度食べてみたい」というお父さんのリクエストで、お母さんが「そんな高級で高いもの、もう良いから。。」という声も聞きながら、
翌日は地元で取扱いのありそうな店舗を6軒回って国産松茸を調達!!
連日お父さんの望み松茸ご飯と私達もご相伴に預かるのでした。
そして翌日は「退院したら、厳島神社にお参りに行って牡蠣を食べるのが夢だった」というお父さんの夢を叶えるべく兄妹で力を合わせて車椅子に乗せて押して、
念願の厳島神社詣りと牡蠣小屋に。
「夢が叶った〜」と幸せそうな両親を見ているとみんなも幸せに包まれて、
ほんとうにあったかなファミリー。
早くに父をなくして、親孝行は「生まれたこと」くらいな私にとって、羨望と尊敬の気持ちが大きく。。
こんな脈々と続く血縁の家族という形を原型に、これからは更に血縁を超えての魂の家族が助け合って生きる時代がやって来ていること。
そして、どんな形であっても、どんな時代が変わっても
全ては「愛」が軸になっている事は普遍。と島根の美しい空を見上げてじみじみ感じる秋のお彼岸なのでした。
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