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  • 中野 裕弓

「腐れ縁」より「時の縁」

あまり気が進まないのにその人との関係をなかなか断ち切ることができない、いわゆる「腐れ縁」があなたの日常をがんじがらめに縛っていませんか。

あなたのエネルギーを奪っていませんか。

世の中、あらゆるものが凄いスピードで変化していっているこの時代、

もう賞味期限の切れた人間関係にこだわったり「良い人」をやり続けるために気の乗らないお付き合いを続けているのは残念なことです。

周りの人間関係の見直しは、モノの断捨離同様、今とても大切なこと。

人間はお互い似たもの同士が引き合うものです。もしもあなたがモノの見方も感覚も以前とは違ってきたら、周りの人間関係も変わってきて当然なんです。

ちょっと周りを見回してみてください。

その人と一緒にいるとなんだかイライラする、疲れる、その人のことを考えるだけで心が重くなる、できれば避けたいと逃げている。

その気持ちをそのままにしているとそれだけで相手がますます嫌いになる、そしてそういう自分も嫌になる…そんな負のスパイラル、もう終わりにしましょう。

「でも昔からお世話になった人なんです、目上の人なんです、私を育ててくれた恩のある人なんです、それをないがしろにするわけにはいきません。そんな礼儀を欠いた事はできません」

そうですよね〜

よくわかります。自分の旬の気持ちより世間体を考え”人間として正しく生きよう”とするとどうにもならないことが出てきて、現状にあきらめムード、

いつの間にか自分で自分を縛ることに。

ではちょっと考えてみてください。

その人といるとワクワクする、希望や喜びが溢れて笑顔が多くなった気がする、

 

自分がもっと好きになる、運が開ける感じがする…

風通しの良い人間関係からはFeel Goodなエネルギーが生まれます。そしてそこにはポジティブな思い、寛大な心、自然に溢れる感謝の気持ちが生まれあなたをどんどん気持ちの明るい方向に導いてくれます。あなたを幸せに導くきっかけがたくさんありますよ。

さあ、もっと建設的に残りの人生のことを考えましょう。今ではもう何も新しいものやポジティブなものが生まれない関係

それはもうそのご縁の賞味期限が切れて終わったものと考えていいのです。

かといって、

何も電話やメールでもうお付き合いはやめますなんて喧嘩を売らなくていいんですよ。

相手との今までのご縁に感謝して、心の中で相手を温かい気持ちでそっと包んで、意識的に距離を置く、それでいいのです。

あなたは礼儀知らずでも、心の冷たい人でもありません。あなたは自分の気持ちに正直に向き合っている勇気のある人です。
あなたは今の気持ちに正直に「時の縁」に敏感になっただけ。

今のあなたの心持ちにぴったりな新たな付き合いや新しいご縁ができてくれば、あなたの世界は変わります。世の中の見方も変わります。

腐れ縁に縛られて身動き取れなかった古い生き方を手放して飛び出しましょう、新しい世界に。

「時の縁」は自由でしがらみのないしなやかな人間関係。

今まで親密だった関係の人との距離がいつの間にか開いたり、しばらく疎遠だった人が再び近い位置に来るという自由で自然な風通しの良い人間関係のこと。

そのとき、そのときの旬のご縁を大切に、良い人間関係を作っていくことが幸せの輪を広げます。

特定の人やモノに執着せず、日々変化する自分や周りの出来事に柔軟に対応していく自分、誇らしく思えますね。

9.15.2022
ロミ

SNSSHARE

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COLUMNIST
中野 裕弓
人事コンサルタント
ソーシャルファシリテーター
中野 裕弓
HIROMI NAKANO
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19歳で語学研修のためロンドンに渡り、その後9年に及ぶ英国生活を経て、
東京の外資系銀行、金融機関にて人事、研修などに携わる。

1993年、ワシントンD.Cにある世界銀行本部から、日本人初の人事マネージャー、人事カウンセラーとしてヘッドハントされ世界中から集まったスタッフのキャリアや対人関係のアドバイスに当たる。

現在は一人ひとりの幸福度を上げるソーシャルリース(社会をつなぐ環)という構想のもと、企業人事コンサルティング、カウンセリング、講演、執筆に従事。 また2001年に世界銀行の元同僚から受けとったメッセージを訳して発信したものが、後に「世界がもしも100人の村だったら」の元となったため、原本の訳者としても知られる。

「自分を愛する習慣」をはじめ、幸せに生きるためのアドバイスブックや自分磨きの極意集、コミュニケーションスキルアップの本など著書多数。

2014年の夏、多忙なスケジュールの中、脳卒中で倒れ5ヶ月の入院生活を経験する。
現在はリハビリ療養の中で新しいライフスタイルを模索中。脳卒中で倒れたことが人生をますます豊かで幸せなものにしてくれたと語る。

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