皆様、こんにちは!
ドクターリセラをこよなく愛するフリーアナウンサーの魚住りえです。
前回は「声」や「話し方」は、工夫すると相手に安心感を与える事ができることをお伝えしました。
安心感にプラスして、その人の「魅力」も加えて伝えられると、もっと素晴らしいですよね!
魅力=「個性」だと思います。
基本の上にその人なりの個性が乗ってくると、魅力的なコミュニケーションが生まれます。
何を話すか、どんな言葉を使うか、話し手の個性が出ます。
しかし、それ以上に、表情や仕草にその人らしさが出るのです。
自分が話しているとき、あるいは相手の話しを聞いているとき、自分がどんな表情をしているのか気にしたことがあるでしょうか。
また、話す時の身振り手振り、聞いているときの表情、仕草など気づいたことはないでしょうか。
例えば、身振り手振りが大きい方はアグレッシブで情熱的だと思いますし(多くの方は声も大きいですね)、腕を組んで話を聞く方は、人見知りでなかなか気難しい人かな?という印象になります。(しかしこういう方は、仲良くなるととことん相手に尽くすタイプが多いように思います!)
それにしても、どんな様子で話したり、聞いたりしているか分からない・・・という方のために。
ひとまず口角を上げてみましょう!
実は、口角を上げて発音すると「3000ヘルツ」という音の高さになるのですが、これが一番人間にとって耳心地の良い音なのです。
(一説によると、お母さんが赤ちゃんに話しかけるとき自然と口角があがり笑顔で喋りますが、自分が赤ちゃんの時のこの気持ちの良さ、嬉しさの記憶が残っているから・・・とも言われています。)
電車内のアナウンスなど公的の場で流れるアナウンスなどは、みな3000ヘルツであり、好印象を与える魅力的な声になっています。
また、話を聞く時に口角を上げて「笑みをたたえる」表情だと、柔らかく大変魅力的な印象になります。
どんなことを話すかももちろん大事ですが、それ以上に「どんなふうに話したり、相手の話しを聞いたりするか」に気を付けると、より魅力のあるコミュニケーション力を培えるのですね。
魚住りえ