こんにちは、漢方養生スタイリスト「福田 貴之」です。
今回のテーマは「立冬(りっとう)」についてです。
2021年の「立冬」は12月7日~21日といわれています。
だんだん寒くなるこれからの時期、立冬の養生についてお話しいたします。
この時期は「冬の養生」ですので「寒さから身を守るための行動」が養生に繋がります。
冬眠ではありませんが、漢方で冬の養生は「気」(エネルギー)を蓄える季節です。
冬は夏に比べて体力を使うため、身体を温めて、「先天の気」と関わる「腎(じん)」と「後天の気」と関わる「脾(ひ)」の食材を摂り養生します。
※先天の気:生まれたときにすでに持っている、両親から与えられた生命力の事。
※後天の気:飲み物、食べ物に含まれる栄養素、「水穀(すいこく)の気」を摂る事で獲得する生命力。
「先天の気」は「腎(じん)」を養います。「腎(じん)」はホルモンバランスや老化を司り、風邪から守ってくれる力も持っています。
少しでも「腎」を元気にするためには「黒い食材」を積極的に摂ることが良いとされています。
例えば・・・黒ゴマ・黒キクラゲ・黒米・昆布・黒豆など

そして「後天の気」とは生まれてから生きていくために必要な「呼吸」と「食事」です。
肺にたっぷりの呼吸をゆっくり取り入れて、元気の為に、「補気(ほき)」してくれる食材を取り入れましょう。(「脾(ひ)」を補う食材)
例えば・・・人参、イモ類・米やニンニク、ネギ、カボチャなど
体力を温存し、元気を養うための食材を積極的に摂りましょう!

運動についてです。
少しでも体力を補うために、健康のためとはいえ、この時期は激しい運動を行うことはお勧めできません。ゆっくり呼吸を取り入れ、体力を整える運動として推奨しているのが「ヨガ」や「ストレッチ」です。無理せず体をほぐす運動を取り入れましょう。
汗をかいたら常温のお水をゆっくり摂取しましょうね。
またその後はシャワーではなく、ゆっくり「湯船」につかり、身体を温めて寒い時期を乗り越えましょう。この時期は寒いのでシャワーだけで済ますことも少なくはなりますが、湯船につかることでストレス解消にも繋がります。(長風呂には注意しましょう)
お風呂上がりは寒暖差が出ないように脱衣所など温かく出来る準備はして下さいね。

寒い時期を元気に乗り越えることで、次の季節からの体調が楽になります。
東洋医学は「予防医学」を大切にしますので、その季節にあった過ごし方や食事で健康な身体を維持していきましょう。
以上です。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
漢方養生スタイリスト福田 貴之でした。