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  • 奥迫 哲也

「一日が一生の縮図」の意味とは?

一日一生(いちじついっしょう)という言葉を聞いたことはありますか?

似た言葉として「一日は一生の縮図なり」という言葉があります。
今日一日思うことの積み重ねが一生になる、更に言えば、「今」「ここ」が大切という意味です。

数々の一流企業の顧問をした哲学者ジム・ローンさんによる、こんな言葉があります。

「シャワーを浴びているときはシャワーに集中しなさい」
この言葉を聞いた時、それがすごく心に響いたことを覚えています。

また、私の尊敬する著作家の小林正観さんは
「幸せ観」について話をされています。

今日一日を幸せに思っていないと、幸せが先にあるように思ってしまう。
もっとこうしたら幸せになるんじゃないか、
例えば、もっとお給料が増えると幸せになるんじゃないか、
もっと休みが増えれば幸せになるんじゃないか、
恋人ができれば幸せになるんじゃないか…など。

なぜか幸せを他に求めてしまうのですが、
普通に仕事ができて普通にごはんが食べられて、
今ここにいるということ。
これ自体を幸せに感じることが出来ると幸せです。

幸せって存在するものではなく、
「これがあれば幸せ」という絶対的なものでもないと思います。「普通が幸せ」、「今が幸せ」という一日の積み重ねが、
冒頭でも言ったように、一生の縮図になるのではないでしょうか。
“自分がどう捉えるか”が大切で、
「幸せだ幸せだ」と言う人は幸せな方向に導かれ、
「自分は不幸だ」、「もっとこうできたのに」と思っていたら、
そういう方向に導かれます。
少しの欲望は大事ですが、「もっともっと」の世界はキリがありません。

今を幸せに感じられる人が幸せだと思いますので、
「普通が幸せ」、「幸せは今ここにあるんだ」という考え方をして、
自分自身が満たされることによって
周りにも分け与えることができると思います。

皆さんも、ぜひ考え方の参考にしてみてください。

SNSSHARE

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COLUMNIST
奥迫 哲也
ドクターリセラ(株) 代表取締役社長
一般財団法人 りせら財団 理事
奥迫 哲也
TETSUYA OKUSAKO
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「全日本全身美容業協同組合」理事長
「財団法人 日本企業構造改革機構」理事

1964年、島根県江津市生まれ。
1993年、29歳で漢方薬局を開業。
1997年に株式会社シードとして事業拡大、
2000年にはエステティック事業部を発足させ、エステ業界に参入。
安全で結果が見える化粧品をコンセプトに自社製品の開発に取り組み、
2001年アクアヴィーナスシリーズ、2003年ADSシリーズ、
2017年Recella Divaシリーズ、2018年cocochiaシリーズを発表する。
製品は全国のエステサロン3,203店舗(2024年2月末時点)を通じて販売し、業界初「これがないと困るスキンケア」調査開始以来全年連続1位にも選ばれる。また、「ベストアイテム」では3年連続受賞し、殿堂入りを果たす。

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