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  • 魚住 りえ

少しの工夫で、オンラインの会話をもっとスムーズに。

みなさま、こんにちは!

ドクターリセラをこよなく愛するフリーアナウンサーの魚住りえです。

「新しい日常」「ニューノーマル」な生活となりましたが、みなさまはどのようにお過ごしでしょうか?

私も家族の仕事も、すっかりオンライン化しました!

今のところ、研修や、講演会、レッスンもzoomで行っています。

コロナの治療法が確立し、ワクチンが開発されれば、ある程度はコロナ前の生活に戻るかも知れませんが、「これは意外と便利だなあ」と分かってしまったもの・・・・

例えば、会議や打ち合わせなんかはオンラインでOKな場合が多そうですね。

ただ、皆さん口をそろえて「慣れていない特殊なコミュニケーションに気を遣う」「話しが伝わりづらい」と言われます。

経験上ですがポイントが2つあると思っていて、

画面通しで喋るのはテレビと似ているという点で、対面より少しだけオーバーに抑揚をつけたほうが、相手が理解しやすいと思います。

あと、対面に比べ、被らないように一人の話しが終わるまでとりあえず待つ、という会話のパターンが多いと思いますが、この「聞きながら、黙って待つ」という行為で「zoomは疲れる」という人が多いようです。

なので、ポイント2つめは、仕事に限っては、それぞれ話す時間を決めるほうが良いと感じています。

持ち時間を決めると良いと思うのです。

例えば一人30秒~1分以内とか。

そんな短すぎ!と思われるかもしれませんが、伊藤洋一さんの著書「1分で話せ」がベストセラーになったように、現代は情報が溢れているために、人の興味が秒単位で移っていくというスピーディーな習慣になっています。

「短く端的に話す」ほうが、お互いの興味をそらさずにコミュニケーションが盛り上がります。

私も当初オンラインレッスンの時は、スピーチのように一歩喋りをしていまい、生徒さんが置いてきぼりでなってしまったことがありました。。。

すごーく反省して、私の場合は30秒くらい秒喋ったら「大丈夫ですか?」「わかりますか?」と聞いて立ち止まるようにしています。

先生と生徒、という関係性だと、どうしても先生である私の方が一方的に喋ってしまいがちなので、特に気をつけています。

オンラインに限らず、対面であっても共通して言えることは、やはり相手への配慮や思いやりを持つことなのかな、と思います。

あと、抑揚を上手につける練習法としては「朗読」が聞くのですが、今、たくさんの朗読例文を集めてドリル形式のように練習できる新しい本を作成中です!

皆様の少しでもお役に立てるようなコンテンツを作り続けたいと思っています。

SNSSHARE

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COLUMNIST
魚住 りえ
タレント
フリーアナウンサー
魚住 りえ
RIE UOZUMI
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大阪府生まれ。広島県育ち。
母がピアニストという家庭で3歳からピアノの専門的なレッスンを受け、音感を養う。高校時代、放送部に在籍し、数多くのアナウンサーを輩出しているNHK杯全国高校放送コンテストに出場。朗読部門で約5,000人の中から全国3位に選ばれる。慶応義塾大学時代は放送研究会に所属。

1995年、慶応義塾大学文学部仏文科卒業後、日本テレビにアナウンサーとして入社。報道、バラエティ、情報番組などジャンルを問わず幅広く担当、出演番組に「所さんの目がテン!」「ジパングあさ6」「京都 心の旅へ」などを担当。

2004年フリーに転身し、テレビ、ラジオを問わず幅広く活躍中。中でも、2004年からナレーターを務めるテレビ東京「ソロモン流」では、わかりやすく、心に響く語り口に定評がある。 「魚住式スピーチメソッド」を立ち上げ、話し方を磨くための指導を行う。経営者や弁護士といったビジネスパーソンを中心に口コミで広まり、多くの方が受講する人気レッスンに。

著書「たった1日で声まで良くなる話し方の教科書」(東洋経済新報社)が15万部を超えるベストセラーとなっている。
近著に「たった1分で会話が弾み、印象まで良くなる聞く力の教科書」(東洋経済新報社)があり、シリーズ累計20万部を突破した。


本業のかたわら、ピアニストの姉・魚住恵とともに、「姉妹で奏でることばと音色~朗読とピアノ演奏による姉妹コンサート~」にも取り組む。

他に、「10歳若返る!話し方のレッスン」(講談社)

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