皆様、こんにちは!ドクターリセラをこよなく愛するフリーアナウンサーの魚住りえです。
お盆に帰省し、ご先祖様について家族でお話しされるかたも多いのではないでしょうか?
最近、自分のルーツを探る番組が増えている影響もあり、どんなご先祖様だったのかを知るのが密かなブームになっているそうです。
私の「魚住」の場合、父方の祖父は富山県に住んでいましたが、何故か代々のお墓は石川県の金沢にあり、そうすると北陸のあたりがルーツなのかなあと考えています。
かつ祖父は彫りがふかくて、はっきりとした顔立ちでしたので、そのあたりの要素も考えてみると、とても興味深い分野です。
一方、母方は関西のようですが、それとはまったく関係なく、何故か兵庫県の明石に「魚住駅」があるんです。
そして、現在、実家は広島県にあるという・・・
面白いですね~。
そう思うと、ルーツに関しては場所ではなく、ご先祖様から引き継いだDNAが大事なのかなと思います。
自分の好きな事、得意な事、苦手な事、なんとなくひらめいたアイデアや言動など、自分が考えたことなのだけど、どうしてこんなことを思いついたのか、何故こんなことにこだわるのかなど、なんだか不思議な気持ちになることがあります。
例えば、私はアナウンサーという職業以外に、「先生」と言う立場でも仕事をしています。
テレビの仕事だけでなく、もっと直接的に社会の役に立ちたい、話し方で悩んでいる人を直接助けたい、という気持ちが抑えられず、ボイス・スピーチレッスンを始めました。
先祖には、お坊さん、お医者さんがいるそうで、やはり対面で人を救いたいというDNAが流れているからも?!と感じています。
また、わたしは「袖振り合うも多生の縁」ということわざが好きです。
人との縁は偶然ではない。深い縁によって起こるものなので、どんな出会いも意味がある(良い出会いなら尚更大切にしないといけない)という教えですが、その通りだと思います。
もっと深く考えると、ご縁というのは生まれる前からで、もし生まれ変わって来世があるとしたら、再び、その人と縁が繋がるのでしょう。
脈々と受け継がれる、ご先祖様という「縦」の縁。
生まれ変わる度、繋がる他人との「横」の縁。
偶然ではないこの二つの縁を、味わい、大切にしながら毎日を過ごしていきたいと思います。