皆さん!
最近、『ポッコリお腹や腹回りの脂肪が気になってきた』って人はいませんか?
何故ポッコリお腹になるのか?
大きな理由は
【お腹には内蔵を守る骨がなく、骨の代わりに脂肪で内臓をガードするため】
いくら内臓をガードしてくれるといっても、
必要以上の脂肪は気になりますよね。。。。
脂肪には2種類あります。
【皮下脂肪】
皮膚と筋肉の間の皮下組織にたくわえられる脂肪のこと
【内臓脂肪】
胃や肝臓、腸などの内臓まわりにつく脂肪のこと
今回は内臓脂肪について。。
内臓脂肪は男性ホルモンの影響が強いので、
男性の方に蓄積しやすいと言われていますが、
若い女性でも脂肪を摂取しすぎれば年齢にかかわらず内臓脂肪が増えます。
また、意外に多いのが無理なダイエットです。
女性ホルモンは卵巣だけでなく、皮下脂肪でも作られているので、
ダイエットをしすぎて皮下脂肪を落としてしまうと、
女性ホルモンが減って内臓脂肪が増えてしまうのです。
内臓脂肪を減らす方がよい理由として
内臓脂肪は、高血圧や糖尿病、乳がん、脳梗塞などを
引き起こす原因になると言われています。
内臓脂肪は血液に入って全身に回り、血圧を上げ、動脈硬化を進めたり
血管の中で血を固まりやすくして脳梗塞や心筋梗塞を招く恐れもあり
【生活習慣病全般の原因になってしまうのです。】
内臓脂肪がつきにくい食事のとり方としては
■腹八分目にする
■ゆっくりよく噛んで食べる
■夜食は控える
■アルコールはほどほどに
■肉、乳製品を控えて魚を食べる
■果物より野菜、海藻を食べる
ゆっくりよく噛んで食べることに関しては、
別コラムで特集していますのでそちらをご参照ください。(別コラムリンク)
「食事はよく噛んで食べましょう」☟
https://www.dr-recella.com/recellaterrace/column/system/19126/
内臓脂肪を落とすには、日常のチョットしたことの積み重ねです。
たとえば
トーストでも、4枚切りから6枚切りに変えるだけで
80キロカロリー少なくなり、1年で80×365=2万9200kcal減らせます。
内臓脂肪1kgにはエネルギーが7000kcalたくわえられているため、
これだけで、一年後には約4.2kg脂肪が落ちる計算になります。
※体質や体調により、全員がこの体重が絶対減るわけではないです。
和食は長寿や健康維持に良い食事とされています。
具体的には1975年頃の和食がもっとも効果的だそうで
特徴は
「低カロリー、低脂肪、魚介類や発酵食品、海藻などの摂取が多いこと」
日本の伝統的な食材の魚介類や大豆などのほか、
野菜や果実も年中手に入るようになり、卵や豆類などもよく使われていました。
また、ワカメやヒジキなどの海藻類から食物繊維が豊富にとれていました。
外食産業の発達した現代では典型的な和食をとり続けることは難しいかもしれませんが
「日頃の積み重ね」
が内臓脂肪の量を左右しますので、
おうちで食事をとれるときは、なるべく和食を中心にして
ポッコリお腹とサヨナラしたいですね!