皆様、こんにちは!
ドクターリセラをこよなく愛するフリーアナウンサーの魚住りえです。
5月は、緑が一番美しい季節ですね!
梅雨入りはまだ先ですし、お出かけ日和が多い月でもあります。
令和元年のGWは10連休でしたが、多くの方が自然いっぱいの場所に行楽にいかれたことでしょう。
私は残念ながら仕事で、東京の自宅におりましたが・・・
しかしながらラッキーなことに、私の住んでいるマンションの目の前は公園なので、エントランスを出るとすぐに緑が一面、目に飛び込んできます。
4月は満開の桜が咲き誇り、ひと月もたつと、今度は青々とした新緑が日差しに照らされてまぶしいほどです。
それにしても、広島で過ごした10代の頃は、実家の周りは山に囲まれていましたので、とにかく自然が豊かでした。
空気は良いし、静かだし、西向きだった部屋からは真っ赤な夕日を眺められました。
夜になると星空も素晴らしく、○○流星群のときなどは、夜中に決まって小高い丘に登り、流れ星をびゅんびゅん数えていたものです。
(そういえば人工衛星も見えました!)
当時はこの素晴らしい自然の恩恵に授かっていることに気が付かず、
「こんな田舎は退屈だ~。早く、ビルも人もいっぱいの都会に出たい~!」と思っていました。
多感な時期だった1980年代は、バブル景気にわき、テレビのニュースで見る大都会東京の街並みや、歌番組に出ているアイドル歌手、トレンディドラマの女優さんを見て、「カッコイイ!!」と東京にとてつもない憧れを抱いたものです。
初めての上京で山手線に乗ったとき、あまりにオシャレな乗客ばかりで、向かいに座ったお姉さんはもしかしたら芸能人ではないかとドキドキしたことを覚えています(笑)
大学から東京に出て来て、20年あまり。
タワーマンションなど超高層ビルに囲まれた街。息切れするような駅周辺の人混み。
汚れた河川、美味しくない空気。
若いころなら、楽しんで過ごせた刺激的な環境が、まもなく50台に差し掛かろうとする年齢になると、厳しくなります。
人口減少に歯止めがかからない日本の中で、それでも、大都会東京には一極集中で今後ますます人が集まるそうです。
最近は、地方に住まいを持ち、PCを使って、なるべく在宅で東京での仕事ができるようにする若者世帯が増えつつあるようですが、まだまだ少数派。。。
これから地方では土地や家が持てあますほど溢れるのに、東京ではどんどん地価があがり、住まいの奪い合い合戦です。
不動産の価格は恐ろしい高値で売買されています。
そのため日本人の、特に、まだ収入の少ない若いかたたちの幸福度は、著しく低いです。
令和の時代は、この格差社会をなくし、国民が、日本の自然の美しさを見直し、健康でかつ
大きな幸福を感じながら、安心して暮らせるようになってほしいと願います。